渡辺謙ってとにかくかっこよかったですね。
もちろん今でもかっこいいですが、
若い頃も飛びぬけてかっこよかったですよね。
あれで俳優までやられたら、世の中の女性はころっといっちゃいますよね。
そしてすごく男っぽくて野性味のある魅力が伝わってきます。
ということで、今回は渡辺謙に迫ってみたいと思います。
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渡辺謙のプロフィール
渡辺 謙
わたなべ けん
1959年10月21日生まれ
新潟県出身
184㎝
80㎏
音大を目指していたくらい、幼少のころから音楽に囲まれて育ってきました。
しかし、学費の捻出などの問題から音大受験は断念しました。
そこで方向転換した渡辺謙は演劇に目覚めていったのです。
蜷川幸雄演出の舞台『下谷万年町物語』のオーディションに
見事合格し主役を演じたのです。
1984年にはあの映画『瀬戸内少年野球団』で、銀幕映画デビューを果たしました。
そして1986年にはNHKの朝ドラ『はね駒』にも出演していったのです。
渡辺謙の運命を変えた『独眼竜政宗』
そして1987年に大きな転機が訪れたのです。
それは彼を全国区のスターに押し上げた、『独眼竜政宗』への出演でした。
このドラマの平均視聴率はなんと39.7%というモンスター的なものでした。
『独眼竜政宗』はNHKが行ったアンケート調査で、
最も人気がある大河ドラマに輝いたほどの秀作でした。
ただこの役は見事にはまったために、「渡辺謙=独眼竜政宗」のイメージが
世間一般に根強く定着してしまい、その後はそのイメージに悩まされることになったのです。
このドラマで渡辺謙の出演シーンは実際に右目を閉じて行われたので、
動きには色々と苦労があったようです。
このドラマの出演陣が決定し時に、
渡辺謙は秀吉を演じる勝新太郎に前に一度挨拶したのみだったのです。
それ以来、初共演の本番のシーンまで、お互いに顔を合わせることがなかったのです。
その理由は、政宗が秀吉と小田原で初めて出会うということなら、
実際のシーンの撮影まで、
ドラマ外でも二人は会うべきではないという勝新太郎のアイデアだったのです。
それまですべての収録は渡辺謙と勝新太郎が顔を合わせないように調整して行われたのです。
2人の楽屋もきちんと隔離されていたのです。
そこでいよいよ初共演となる小田原参陣のシーンがやってきました。
そしてそのシーンは息をのむほどの緊張感の中、リハーサル無しの一発撮りで行われたのです。
この大仕事をやり終えた後に、勝新太郎は渡辺謙に次のように言ったのです。
「いい眼をしていたぞ…」
渡辺謙はこの言葉に大きく感銘を受けたようです。
そしてこの作品の影響は実際の放送だけではありませんでした。
このドラマの大ヒットの影響で、伊達政宗の出身地である仙台市には、観光客が殺到したのです。
渡辺謙が参加した『仙台・青葉まつり』も過去最高の観光客数を記録したのです。
こうしてこの作品以降、大河ドラマの舞台地の誘致までもが始まったのでした。
それだけ大きな影響を与えたドラマだったのです。
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この放送がされていた当時は、もうこのドラマの話題で持ちきりでした。
また見てみたいドラマですね!
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渡辺謙のハリウッド映画進出
『独眼竜政宗』の大ヒットとその後の白血病の影響で、
渡辺謙は仕事に対する色々な悩みを抱えていました。
色々と方向性を模索していた時期もありましたが、
大きな転機となったのはハリウッド映画『ラストサムライ』(2003年)に出演したことでした。
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この映画で渡辺謙は世界的に高い評価を得たのです。
第76回アカデミー賞助演男優賞、第61回ゴールデングローブ賞助演男優賞、
第30回サターン賞助演男優賞といった錚々たる映画賞にノミネートされたのでした。
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この映画での成功を機に、ロサンゼルスに移住したのでした。
そして『バットマン ビギンズ』や『SAYURI』といった作品に出演したのです。
当初は通訳を必要としていたのですが猛勉強の結果、
数年後には通訳を必要としないところまで至ったのでした。
そして2006年には映画『硫黄島からの手紙』に、
栗林忠道役に日本国外映画としては初主演をしたのです。
この映画はクリントイーストウッドが監督を務めたもので、
他のキャストはすべてオーディションで選ばれたのですが、
渡辺謙だけは監督から直接の要請があったのでした。
ミュージカル『王様と私』
この『王様と私』というミュージカルは2015年にバートレット・シャー演出により、
ブロードウェイでは19年ぶりのリバイバル上演された作品です。
王様役を渡辺謙、アンナ役をケリー・オハラが演じました。
渡辺謙が日本人初の最優秀主演男優賞にノミネートさたりtと、
高い評価を受けて大きな話題となりました。
映画だけでなくて、ミュージカルでも高い評価を受けるって凄いですね!
もう、あっぱれというしかありません。
まとめ
渡辺謙の活躍は本当に凄いとしか言いようがありません。
独眼竜政宗で一世を風靡してから、
その十数年後にハリウッド映画で世界を震撼させたのですから。
そして映画のみならず、ミュージカルでも高い評価を得ています。
この活躍を誰が予感したでしょうか?
もう、この記事を書きながら彼の活躍に脱帽するのと同時に、あっけにとられています。
今後の彼の更なる活躍を期待したいですね!
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