なめ猫って可愛かったですよね!
昭和に生きる人々の心を癒してくれました。
なめ猫を見ると、みんな笑顔になってしまいますよね。
猫って可愛いんですが、そんなかわいい猫に学ランを着せたり、
鉢巻きをまいたりしてそのギャップが面白かったですよね。
いろんな、なめ猫グッズも持ってました。
ということで今回は、なめ猫について迫ってみましょう!
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なめ猫のプロフィール
なめ猫(なめねこ)とは、1980年代初頭の名古屋で生まれ、
日本で短期間流行した、暴走族風の身なりをした猫のキャラクター企画である。
本物の仔猫に衣装を着せて座らせ、
正面から撮ることで直立して見えるように写真撮影したものを最初に、数々の商品が作られた。プロデューサーは津田覚。
元々、津田が近所のクリーニング屋から引き取り大切に育てていた4匹の仔猫たちが、
津田の恋人が置き忘れていった人形の洋服に興味を持ち、
それを見て面白半分にそれを着せて撮影したのが始まりだったという。正式名称は「全日本暴猫連合 なめんなよ」。
そのキャッチフレーズが「なめんなよ」だったことから略され「なめ猫」となった。
英語表記は「Don't Pelorian!」。
ということで、なめ猫ブームは1980年代前半ということです。
それにしても、我々日本人に強烈なインパクトを残してくれましたよね。
確かに、なめ猫を可哀そうだという人がいるのも分かります。
動物にあんな衣装などを着せて、怒りを覚えている人たちもいます。
また、当時動物愛護団体から、猫への虐待を危惧する声があげられていました。
でも、実際にはあの衣装と撮影方法にはトリックがあったのです。
猫たちはただ、前足を上げているだけでしたが、
あたかも立っているかのように見えていたのです。
なめ猫たちはあの愛らしい表情で昭和の日本人の心を癒してくれたのだと思います。
その後は、なめ猫をプロデュースした津田が多忙となり、
撮影された猫たちは関係者に引き取られていったそうです。
なめ猫グッズについて
1980年から1982年に、初代のなめ猫グッズは販売されました。
その売り上げは本当に驚異的なものでした。
ポスター 600万枚
ブロマイド 1200万枚
キャラクターグッズ 26億円
これら以外にもレコード、文房具、写真集、ゲームなど、
一番多い時でキャラクターグッズは500種以上の商品が存在していました。
価格:2,980円 |
ちなみに今でもなめ猫グッズは販売されています。
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なめ猫の運転免許証を警察に見せる!
この当時、なめ猫の運転免許証も発売されていました。
なめ猫ブーム最盛期には、スピード違反などで捕まった人が、
このなめ猫運転免許証を警察に見せていた時期がありました。
そこで警察からこのグッズの発売元に抗議が起きたと言います。
それくらいなめ猫ブームというのは凄かったのですね!
もう、一つの社会現象でした。
まとめ
なめ猫って可愛いですね!
本当にあのかわいい猫が学ランなどを着て、
つっぱっているのがさらに愛らしいです。
グッズが売れるのも納得できます。
ただ、世の中って一体何が売れたりヒットするのか、
全く分からないなって思ってしまいます。
軽い気持ちで始めたなめ猫がこれだけのブームになるって、
本当に世の中分からないことだらけです。
だから面白いのかもしれませんね!
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