真中朋久って知ってますか?

真中朋久は気象予報士で詩人なんです。

本当に多彩な人ですね。
二つの世界で突出した才能を持てるなんて、羨ましい限りです。

今回は、そんな真中朋久に迫ってみたいと思います。

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真中朋久プロフィール

真中 朋久(まなか ともひさ)
1964年6月2日生まれ
茨城県出身

京都大学理学部卒業
同大学院地球物理学専攻修士課程修了

歌人
気象予報士

1991年に「塔」入会

朝日カルチャーセンター講師
毎日新聞「兵庫文芸」選者

 

入賞歴

2002年に第1歌集『雨裂』で第46回現代歌人協会賞を受賞
2010年には第3歌集『重力』で第15回寺山修司短歌賞を受賞

京都大学で学士と修士号を取っているので、
本当に知的な人ですね。

しかし、特徴的なのは理系の学科を出ているのに、
歌人の素質もあるというのは凄いですね!

理系の才能も、文系の才能も両方あったということですね!

こういう人っているんですね。

真中朋久歌集シリーズ

歌集『雨裂』 雁書館、2001年10月
歌集『エウラキロン』雁書館、2004年7月
歌集『重力』青磁社、2009年2月
歌集『エフライムの岸』青磁社、2013年7月
歌集『火光』短歌研究社、2015年6月

真中朋久の歌の特徴

真中朋久は歌人であると共に、
気象予報士としても活躍されていました。

ちょっと変わった経歴の持ち主ですね!

しかし彼のこういった経歴が、きちんと歌の世界にも活かされているようです。

彼の短歌の特徴としては、
短歌のなかに気象用語や天候にまつわる内容が出てきます。

それがとても面白く感じます。

それ以外にも、実際の彼の仕事や経験に基づいた、
細かく繊細な描写あがあり、歌にリアリティーを与えています。

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真中朋久の第五歌集「火光」について

 

「地下のつとめ地上のつとめこのさきも引き裂かれつつ生きてゆくべし」

この歌集は読めば読むほどに、
根底を流れる森深くに連れ去られるような、
その深遠な精神世界の奥の奥にまで
入っていくような作品に仕上がっています。

この歌集には、素晴らしい歌はいくらでも収められています。

真中朋久はいつも何かに引き裂かれている感覚の中にいます。

第一歌集も「雨裂」もそのタイトルが表すように、
まさに「裂」そのもんなのです。

人間の内面にある原始的な深い裂け目から言葉が発せられるのです。
そしてそれは、どこか口ごもるような響きになっているのです。

この章の冒頭で引用した歌は、仕事の歌なのかもしれません。

しかし、何度も何度も読んでいるうちにそう単純ではない、
なにか深いものがあるのではないかと思ってくるのです。

地下と地上は、真中朋久の目に映る世界の表裏でもあるのだと思います。

物事の本質を見ようとすれば、そこにはいつも光と影があるのです。

世界は常に光と影のはざまで動いているので、
私たちは脅え混乱するのです。

そういったカオスをあえて歌に落とし込んでいくので、
そこに真中朋久の深い深い深遠な歌の世界があるのかもしれません。

まとめ

冒頭でもふれたように、
真中朋久は文系にも理系にも優れた人物です。

彼のそういった部分が、
彼の独特の歌の世界にも活かされているのが、
読み手にとってはとても嬉しい限りです。

今後も彼の才能を遺憾なく歌の世界に発揮して欲しいものですね!

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