簡単に手に入る市販の薬ですが、あまり飲み過ぎると腎臓に負担がかかるものがあります。
急性腎不全という状態になり、入院や透析が必要になってくる場合もあります。

健康サロンのNOBUです!

くすりはリスクという言葉があるように、何も考えずに飲んでいると、とんでもない結果を引き起こす事もあるんです。
今回は、絶対に飲み過ぎてはいけない、腎臓に良くない3つの薬について説明いたします。
この3つ全てを知っていただいて、やっと価値のある情報になるので、是非最後まで見て頂きたく思います。

では、いいねボタンとチャンネル登録をしていただいて、早速動画に行ってみましょう!

 

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1.痛み止め

熱が出た時や、痛みを緩和させたい時に使う解熱鎮痛剤という薬があります。
その中の、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)という種類には
・ロキソニン
・アスピリン
・ボルタレン

 

NSAIDsの副作用

①腎臓に障害を与える
②胃を荒らす

痛みの元々の原因は、組織の炎症が発生する事によって起こります。
炎症で発生したプロスタグランジンが痛みを感じやすくさせたり、体温を上げるよう脳に要求し熱が出る、という事になります。
NSAIDsは、このプロスタグランジンが生み出される一歩手前でストップをかけます。
このお陰で熱が下がったり、痛みが軽くなったりする訳です。
プロスタグランジンは、血管を広げるという重要な仕事も行っています。
ですから、NSAIDsでプロスタグランジンを抑えすぎると、血管を広げる事が出来なくなってしまいます。
すると、腎臓に血液を送る血管を広げられなくなり、血管がきゅっと締まってしまって腎臓に十分な血液を送る事が出来なくなります。
その結果、腎不全になってしまう事があります。

頭痛等で、毎日ロキソニンを飲み続けている人もおられるでしょう。
痛み止めとしてはとても良い薬ですので、きちんと用法・容量を守って使用すれば問題はありません。
原則として、一日2回まで、一日最大180mgが限度です。
効かないからといって、飲み過ぎは厳禁です。
自分の判断で飲み過ぎる事は絶対にしないでください。
また、小さな子供には服用させないでください。

 

2.胃薬

NSAIDsの胃を荒らす副作用を抑える為、痛み止めと胃薬を併用している方も多いのではないでしょうか。
確かに胃薬を併用すれば、胃の荒れは防ぐ事は出来ます。
しかし最近では、胃薬を併用する事で腎臓への負担が増えているのではないか、と言われています。

京都大学で、21万人の日本人のデータを元に行われた研究では、胃薬単独でも腎不全になるリスクは上がるし、
胃薬とNSAIDsの併用では、更にリスクを上げるだろう、という結果になっています。

 

3.抗生物質

薬の多くは分子量が小さい事から、一般的にはアレルギーは起こしにくいとされていますが、まれに起こすことがあります。
また、人体から抽出したもの以外を使った分子量の大きな薬は、アレルギーを起こしやすいと言われています。

 

抗生物質によっては、アレルギー反応によって影響が出るものがあります。
特にペニシリン系やセフェム系の薬を使用した場合に、何らかのアレルギー反応がみられることが多いです。
ペニシリンは感染症に対する効果が高く、魔法の薬といわれていました。
そのペニシリンも過信してはいけない事を知らされたのが、「ペニシリン・ショック」事件です。

1956年、東京大学法学部・尾高朝雄(おだかともお)教授が、自宅近くの歯科医院で歯の治療中に、ペニシリン注射によるアナフィラキシー・ショックを起こし搬送先の病院で向こうの世界に旅立たれてしまったのです。
重篤なショックを伴うアレルギー反応が原因でした。

当時の法曹界の重鎮を想像もしなかった原因で失ったことに、社会問題に発展しました。
尾高教授の死亡事件が発生した頃のペニシリン製剤は、純度の最も高いものでも75%程度で、多くの不純物が含まれていたと考えられ、尾高教授のアナフィラキシー・ショックも、ペニシリン以外の物質が原因であったのかもしれません。

現在製造されているペニシリン製剤の純度は99%以上になっており、ショックの発生頻度は低いものになっています。
しかし、アレルギー反応は個人の体質によって異なります。
過去の薬に対する特別な反応は、自分で書き残しておきましょう。
薬物アレルギーが疑われる場合、はじめは軽症に見えても重篤化することがあるので、すぐに医師・薬剤師に相談しましょう。

 

一度薬物アレルギーを起こすと、体内にその薬に対する抗体が残ります。
そして、同じような薬を飲んだ時でもアレルギーを起こしてしまいます。
薬物アレルギーを起こした場合は、たとえ軽症でもその薬の名前を覚えておき、必ず医師・薬剤師に伝えましょう。
薬物アレルギーまた、アレルギーは同じ体質の人にも起こりやすいです。
家族にアレルギーがある場合にも、医師・薬剤師に伝えましょう。

 

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腎臓の仕組み

腎臓は背中側の腰骨の上のあたりに左右1個ずつあり、握りこぶし大の大きさで、そら豆のような形をしています。

・糸球体という所で老廃物を濾過
・尿細管という所で色々な成分を体に再び吸収
・体に不要となった老廃物を尿として体の外に出す

腎臓の通路の隙間は間質と呼ばれていますが、抗生物質の影響でそこに炎症が起きてしまう事があります。
間質に炎症が起きると、尿細管にも炎症が広がり、腎不全の状態になってしまう事があります。
このアレルギー反応では、皮膚に発疹が出る事があります。
抗生物質を飲んでこの様な事が起きれば、それは腎臓の炎症が原因かもしれません。
すぐに治療が必要な場合もありますので、注意しましょう。

医師に薬を処方されている場合は、基本的に必要な場合です。
今回紹介した薬は絶対に飲んではいけない、というものではありません。
無意識に飲み過ぎないように、そして、飲み過ぎには注意して、適度な内服を心がけましょう。

 

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