北大路翼って知ってますか?

物凄くアウトローな人なんです。

アウトローで在りながら、日本の伝統である俳句をやっている
というのですから、これまた驚きです。

 

そして2019年9月1日の激レアさんを連れてきたでも、
紹介されてしまうという凄さなんです!

 

一体どんな人なのか気になりますよね。

 

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北大路翼のプロフィール

NAME 北大路 翼(きたおおじ つばさ)

REAL NAME 非公開

DATE OF BIRTH 1978年5月14日

AGE 41歳

BORN 神奈川県横浜市

OCCUATION 俳人、会社員(勤務先は不明)

 

書籍

『天使の涎』(邑書林、第一句集、2015年5月)

『時の瘡蓋』(ふらんす堂、第二句集、2017年4月)

『アウトロー俳句 新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」』

『生き抜くための俳句塾』(左右社、2019年3月)

 

 

経歴

子供時代

北大路翼は子供のころから人とはちょっと興味の対象が異なる子供でした。

 

小学校5年の時に種田山頭火を知って、なんと自由俳句をやり始めたのです。
そすて家に置いてあった全集を全て読んで、種田山頭火の世界にハマっていったのです。

 

小学校の授業中でも先生のいうことはそっちのけで、
自分の好きな詩集や本などを熱心に読んでいたのでした。

 

青年期

そして高校時代には、その高校の教師をしていた今井聖とであって、
有季定型スタイルの俳句を始めるようになったのです。

 

そして1996年には、その今井聖が主宰する「街」の創刊にも携わったのでした。
それから青山学院大学を卒業して雑誌社に勤めたのです。
しかし半年でそこをやめてフリーターとなったのです。

 

その会社の給料は良かったのですが、
自分のやりたいこととは違っていたので、モチベーションが出なかったそうです。

このあたりからも彼の規格外の片鱗が見て取れますね!

 

どんどんと詩の世界へ

その後には、岩佐なをや柴田千晶とともに詩誌を創刊したり、
あの今井聖がシナリオ作家であったことから「週刊漫画」などで、
大人向けのマンガの原作を書いたりと、
個性的でかつ精力的な活動を続けていたのです。

 

雑誌の創刊などをするっていうのは、本当に行動力があるんですね!

 

それから25歳になると俳句出版社に入ることになったのです。
そこで5年間仕事をしていたのですが、最後はそこのオーナーと考えが合わなくなり
喧嘩をしてそこを辞めてしまったのです。

 

その後は1年くらい、井之頭公園でホームレスをしていたというのだから驚きです!

人生経験の豊富さを感じます。

 

その後になると、会田誠、加藤好弘らと巡り合って、
俳人としての色々なパフォーマンスに参加するようになったのです。

ここからが北大路翼の本領が発揮されていきます。

 

2009年には邑書林のアンソロジー『新撰21』100句に見事入ったり
2011年になると、今度は新宿歌舞伎町で石丸元章と巡り合って「屍派」を組んだのです。

 

そして同じく2011年にはとあるパーティーで知り合った
編集者の誘いを受けて、短歌雑誌の編集部に入ったのです。

 

 

アウトロー俳句の誕生

2011年には会田誠が芸術家が議論する場所として、
芸術公民館をオープンさせたのでした。

 

ここは売り上げなどまったく考慮せずにとにかく議論するだけの場所としてオープンしたのです。

そしてそこに北大路翼は毎日入り浸るようになったのです。
そんなことで、徐々に彼がその店を仕切るようになっていったのでした。

 

翌年の2012年になると、毎日君がここに居るのなら、君がやりなよと言われて、
芸術公民館を会田誠から継承してしまったのです。

 

しかもそれを「砂の城」と改名しました。

 

店内はとにかく古くてぼろいのですが、みんなが和気あいあとやっています。

 

店の看板です!

 

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-3-10 3F

営業時間:20:00〜

近年の北大路翼

2015年になるとさらに活躍の範囲を広げて、
歌舞伎町について詠まれた俳句2万句の中から、
2000ほどの句を厳選して第一句集『天使の涎』を制作したのでした。

 

この時の装画は新井英樹が手掛けました。

 

2016年、この『天使の涎』でなんと第7回田中裕明賞を受賞するという快挙を成し遂げたのです。

北大路翼は昼は会社員として仕事をしながら、
その傍らで「砂の城」をベースにして「屍派」を統率しています。

 

北大路翼の弟子に谷雄介などが存在します。
また、佐藤文香は北大路を裏師匠として崇めています。

 

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北大路翼のアウトロー俳句を見てみる

ツイッターで詠まれている句

村人が象に踏まれて天高し

 

ジャイアントパンダ一号二号かな

 

新涼やネタとシャリとのわづかな間

 

進撃の巨人の股を鳥渡る

 

流星が始まる場所に間に合つた

 

 

これだけではちょっと理解ができない部分もあるのですが、
こういった感じの俳句になっています。

 

元少年院アイドル戦慄かなのとのコラボ

これは本当にすごいコラボですね!

これほど興味深いものはないのではないでしょうか?

おススメ動画集

 

 

 

 

 

 

まとめ

北大路翼ってやっぱりアウトローですね。

今までの日本にはなかった俳句をたくさん詠んでいます。

その辺がとてもアウトローなんですね!

 

常に新しいものと古いものというのは交じり合っています。

だからアウトローが決していけないのではなく、
新しい新進気鋭の考え方と言ってもよいと思います。

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