阿部展子ってご存知ですか?
子供の頃にパンダのぬいぐるみを、
おばあちゃんにもらって以来、
大のパンダ好きになりました。
パンダ好きというより、
パンダに取りつかれたといっても過言ではないでしょう。
阿部展子にとってパンダとの出会いは、
ある意味衝撃的だったようです。
それ以来、ずっとパンダのことを考えて
パンダ一色の人生になって締まったようです。
今回はそんな阿部展子について迫ってみたいと思います。
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Contents
阿部展子プロフィール
1984年生まれ
新潟県出身
杏林大学外国語学部卒業
四川農業大学卒業
職歴
成都ジャイアントパンダ繁殖育成研究基地
上野動物園の飼育展示課(パンダの飼育展示を担当)
成都ジャイアントパンダ繁殖育成研究基地
『情熱大陸』12/16(日) パンダ飼育員/阿部展子 パ... https://t.co/4dk1Iauoh8 pic.twitter.com/9wOXCtmfkY
— 湯浅 (@jadite_happy) 2018年12月9日
そのために大学はパンダの母国語(中国語)を勉強するため、
わざわざ中国語を専攻してしまったくらいです。
モチベーションがパンダとなれば、なんでも呑み込みが早いのが特徴で、
中国語の習得も素晴らしかったようです。
日本の大学で中国語を勉強した後は、
「四川農業大学」へ留学しました。
そこで「成都パンダ繁殖研究基地」で本格的に、
1年半もの間、パンダの育て方や繁殖についてみっちりと勉強しました。
その後、日本に帰って上野動物園に就職しました。
そこで「香香(シャンシャン)」の両親である、
「リーリー」と「シンシン」の2頭を6年間に渡って飼育しました。
中国の四川省成都での現在の生活
2017年5月から再び中国のパンダ基地に舞い戻り勤務しています。
これまでに阿部展子が飼育してきたパンダは、
なんと合計で80頭以上にも上ります。
現在は中国の四川省成都に住んでいるのですが、
残念なことに辛い食べものは苦手だそうです。
実はジャイアントパンダの故郷は、中国の四川省なのです。
この山深い山岳地帯には、現在も野生のパンダが多く生息しています。
そしてこの四川省にある「成都パンダ繁殖研究基地」では、
パンダ200頭近くを保有しその生態や繁殖について
世界でも最先端のパンダ研究を行っています。
この成都パンダ繁殖研究基地は、
海外6カ国へのパンダの貸し出しも行っている、
まさに世界トップクラスのパンダ研究機関です。
そこで阿部展子は唯一の日本人スタッフとして、
大好きなパンダと日夜、向き合っています。
幼いころからパンダに魅せられてた大のパンダ好きで、
日本の大学を卒業した後の阿部は、
多くの世界的なパンダ専門家を輩出する
中国の「四川農業大学」へ念願の留学を果たしたのでした。
四川農業大学へ通う傍ら、「成都パンダ繁殖研究基地」で研修を重ねました。
そして2010年に上野動物園に「香香(シャンシャン)」の両親にあたる
「リーリー」と「シンシン」の2頭が来ると知ると、すぐさま日本に帰国したのでした。
そして6年間、上野動物園で2頭の飼育係に任命されたのです。
阿部はこうした特殊な経歴を持つ、
筋金入りの"パンダ飼育員"に成長していったのでした。
6年間に及ぶこの2頭の飼育を終えた阿部は、
その後再び中国へ舞い戻ったのです。
そしてパンダの絶滅を防ぐために、成都パンダ繁殖研究基地で
飼育しているパンダを野生に戻すための、
『野生復帰プロジェクト』に中心人物の一人として参加しています。
現在は成都パンダ繁殖研究基地で
生後6ヶ月の赤ちゃんパンダとその母親たちを育てています。
このようにして、様々な個体について日々研究を行っています。
阿部のパンダに対する熱意は相当なものなので、
研究に対する姿勢も誰よりもずば抜けているとのことです。
次回は中国の成都にある世界最先端のパンダ研究基地で働く唯一の日本人女性です🐼赤ちゃんパンダ7頭と暮らす激しくも可愛すぎる日々に密着しました!16日は少し遅れて11時15分から放送です。#情熱大陸 #mbs #tbs #阿部展子 #パンダ飼育員 pic.twitter.com/N8zUzoAAKo
— 情熱大陸 (@jounetsu) 2018年12月9日
パンダに対する理想
そして阿部は次のように語ります。
パンダにとって最も良い環境は、
野生の中で人間の手を借りず生き抜く力を身につけることなので、
理想は動物園からパンダがいなくなることであると。
新潟の大自然の中で生まれ育ち、
パンダのぬいぐるみを持ち歩いて子供時代を過ごしました。
もこの頃にはすでにパンダと人生を歩むことが決まっていたのかもしれません。
そしてパンダに少しでも寄り添いたくて、
高校時代には中国語を勉強することを決意しました。
そして今パンダの故郷中国で、
誰よりも近くでパンダに接して、パンダの幸福を追及しているのです。
人里離れ、さらにメディアにもほとんど注目されたないパンダの聖地である成都で
パンダに恋する日々を送っているのです。
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阿部展子のエッセイ『パンダ飼育係』
このエッセイでは、どうして阿部がパンダに魅せられたのか、
そしてどういう想いでパンダへの仕事に進んでいったのかが、
彼女の視点から書かれています。
そして色んなパンダの写真が色々と掲載されています。
出産おめでとうございます♡
上野動物園のパンダ、シンシンが出産されたそうなので、こちらをおいておきます\(^o^)/『パンダ飼育係』
上野動物園のパンダ飼育係・阿部展子さんのお仕事エッセイ!リーリー&シンシンの写真も満載です!https://t.co/003iNcdFzE pic.twitter.com/8wjLsbaqjh— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) 2017年6月12日
『パンダ飼育係』の口コミ
素晴らしい行動力
子供の頃からパンダ好きで、その道を究めていったのは凄いと思います。 そしてパンダの本場で飼育係にまで上り詰めました。 幼い頃からの夢を、本気で実現させていく本人の情熱と そして、阿部さんをずっと応援してくれる家族の温かさに触れました。 |
感動しました
日本の大学で中国語を勉強してから、 本当にすごい行動力だと思いました。 そいてもっと読み進んでいくうちに、驚きの連続でした。 初めは頼りなげで自信のない少女が、 |
彼氏はいるの?結婚はしてるの?
阿部展子に彼氏がいるとか、
結婚しているといった情報は一切出てきませんでした。
しかし、こういった年齢でも、
中国に住んでいたりしますので、
結婚はいていない確率のほうが高いように思われます。
彼氏にしても、いないように感じます。
それはやはり中国の山岳地帯で生活しているので、
なかなか難しいのでえはと思うからです。
まとめ
今回は阿部展子について書いてみました。
パンダの飼育係といっても、
色んな想いを抱いてその道を進むのだなと感じました。
将来は日本のためにパンダを飼育して
その可愛い姿をみんなに見せて欲しいものです。
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