明石定子という乳腺外科医を知ってますか?

25年もの間、乳がん治療だけに
医師としてのすべてを捧げてきた、明石定子という医師がいます。
繊細卓越したその技術は、まさに凄腕と評判!
これまでに3000件以上ものオペを行ってきた実績が何よりの証拠です。

患者の気持ちを汲んだ手術をすることを念頭に置いています。
乳輪だけは残したいと言う人には、しっかりとその希望を叶えます。

今回はそんな明石定子に迫ってみましょう!

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

明石定子プロフィール

1965年生まれ
兵庫県立姫路西高校卒業
東京大学医学部医学科卒業
国立がん研究センター中央病院外科勤務
日本臨床外科学会 評議員、編集委員会委員、国内手術研修委員会委員
乳腺科・腫瘍内科外来病棟院長
昭和大学病院乳腺外科准教授に就任
女性外科医をサポートする日本女性外科医会の役員
日本癌学会評議員
昭和大学江東豊洲病院乳腺外科診療責任者
日本乳腺甲状腺超音波医学会 第40回学術総会会長、理事

上記のようなとにかくすごい人なんです。
日本の乳がん治療の第一人者と言い換えたほうが良いかもしれません。

また大学時代には合気道部にも所属していたという、
文武両道のすっごい人です。

クラブ活動をしていたにも関わらず、大学の成績もよかったというから驚きですね!

明石定子の夫や子供は

2004年に双子を出産しました。
そして、産後わずか3カ月で仕事に復帰しました。
産後ということもあって、しばらくは当直はありませんでした。
しかし子育ての大変さを痛感したと言います。

ということで、結婚されて育児もされているようですね!

乳がん治療に対する想い

明石定子は乳がんで亡くなる人を失くしたいと考えています。

乳がんになっても、早期発見すれば治る病気でもあるのです。
だから必要以上に恐れないで欲しいそうです。
これまでに3000件以上のオペを行ってきて、『神の手』という異名を持っています。

でも、彼女の表情はとても柔和なのです。

そして、彼女が一番心がけているのは、患者が納得してもらえる手術をすることなのです。
だから、患者との話し合いをしっかりと行っているのです。

乳がんで乳房を切除する人は、心に大きな痛手を負うケースがほとんどです。

そのために、手術に対する患者の考え方は様々なのです。

乳房がなくなってもいいから、この子のために長生きしたいという患者もいれば、
子供と一緒にお風呂に入った時のためにも、
乳房を再建したいという人もいます。

そのために、手術をした後の将来も具体的に写真などを使って説明して、
しっかりと患者さんが納得して治療を受けることを最優先にしています。

そして、資格を持った専門のカウンセラーにもカウンセリングをしてもらうこともあります。

このように患者のことを第一に考えているためか、
『神の手』という異名を持つ割に、とても顔が柔和で優しいな印象です。

スポンサーリンク




早期発見が大切

乳がんになった時に一番大切なのは、早期発見です。
定期的な乳がん検診が大切であるといっています。

ただ、残念なことに日本のがん検診受診率は35%ととても低くなっています。
その他の先進各国の70%以上に比べてみてもその低さが分かります。

「家族に乳がんの人がいないから大丈夫」
などと言っている人がいるのですが、そういった過信は絶対にダメだといっています。

それから、職場の定期検診のメニューに乳がん検診が入っていないところが多いのですが、
そういったものにもぜひ追加して欲しいといっています。

マンモグラフィでは、がん病巣が見分けにくいといった欠点もありますが、
超音波と組み合わせれば鬼に金棒です。

また最近では、痛みのない乳房専用PETも乳がんを発見する方法の一つです。

手遅れにならないように、そして自分自身の健康を守るために
絶対にがん検診を受けて欲しいと力説しています。

お若くして亡くなられた小林麻央さんについても、
明石はとても残念に思っているに違いありません。

講演の中で、固有名詞は出さなかったものの、
若い芸能人のかたでも乳がんをわずらったいるということを述べています。

乳がん専門医になった理由

率直に言って、乳がんの現場に女性医師が少ないということで、
自分が乳がんの専門医になりたいと思ったようです。

女性医師の現場での重要性はデータにも表れています。
カナダ・トロント大学の研究データによると、女性医師が担当した患者の死亡率のほうがが、
男性医師が担当した患者の死亡率よりも低かったというものです。

明石はこの理由について、女性としての理解と細やかな気配りが
術後の経過にも、アドバンテージとなっているのかもしれないと言っています。

だから、女性医師こそがも乳がん治療のトップランナーになっていくべきです。

女性外科医は少しづつ増えているというのが現状です。
しかし、もっと女性医師が増えていって欲しいようです。

ここ数年、女性医師の子育てをサポートする環境が、徐々に整ってきています。
当直免除、時短勤務、ワークシェアや病児保育など、どんどん良い方向に向かっています。

まとめ

近年、女性の乳がんが増えています。
小林麻央のような若さで命を落としてしまうもったいない事例があります。

そして、乳がんは女性の病気なので、やはり女性の医師が必要です。

だからこそ、明石定子のような優秀な医師が必要なのです。

これからも女性であることの強みを存分に生かして、
乳がんで悩む女性を一人でも多く救ってあげて欲しいものです。

そしてそれ以上に大事なことは、定期的に検診を受けて
早期発見に努めることなのです。

スポンサーリンク




おすすめの記事