田中力子(たなか かね)という日本最高齢の人を知っていますか?
2018年7月に前世界最高齢者がなくなられたために、
それ以降では世界最高齢者となっています。
長寿世界一、長寿日本一が今回ご紹介する
田中力子(たなか かね)という人物になります。
これまでに、彼女はどんな人生をたどってきたのか
一緒に迫ってみたいと思います。
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田中力子(たなか かね)プロフィール
生年月日 1903年1月2日生まれ(明治36年)
出身 福岡県福岡市
現住居 福岡県福岡市
趣味 オセロ
出演番組 『西郷どん』スペシャル(NHK)※VTR出演
「まだ死ぬ気がしない」国内最高齢115歳 田中力子さん 福岡https://t.co/Frx1BXV2FO#nhk_news pic.twitter.com/PCBfgI5WYh
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月17日
当時の世界最高齢であった都の死去(2018年7月22日)が亡くなられたために、
代わって田中力子が115歳と201日で長寿世界一になりました。
その時の、マスコミのインタビューがこちら
若い頃の人生
自身は9人兄弟の7番目(三女)として、福岡県に生まれ育ちました。
幼少のころの環境はとても貧しかったようです。
その後、結婚して、2人の子供に恵まれました。
しかし、夫も息子も出征して命を落とされたようです。
戦争で家族を失った時の悲しみは、相当なものでした。
特に自分の子供が帰らぬ人となったことは、耐えがたい悲しみだったのです。
そのために、嫁ぎ先の家業である餅米屋を女手一つで経営してきました。
しかし、女性ということでここでも大変な苦労をしたようです。
女性ということで馬鹿にされたり、上げ足を取られたり何度もしました。
しかしそこを持ち前の気丈さで乗り越えていきました。
そしてなんとか戦後も経営を続け、63歳の時に隠居生活に入ります。
隠居後の生活
いとことハワイ旅行に出かけたり、カリフォルニア州やコロラド州にも旅行しています。
それ以外にも子供や孫の所にも出かけています。
たくさんの孫がいて、とても幸せだそうです。
隠居生活を謳歌している感じですね。
そして2005年頃から福岡市の老人ホーム
「グッドタイムホーム1・海の中道」でとても楽しそうに生活しています。
103歳の時に大腸がんの手術を受けましたが、
その後は大きな病気には一切かかっていません。
長寿の3つの秘訣
秘訣1 とにかく歩く
毎日老人ホーム内を15分、スタスタと歩き回ります。
それも115歳とは思えないスピードで歩き回るのです。
これで、毎日自分に適切な運動量をこなしているのです。
そして、足腰を鍛えてしっかりと体力作りにも励んでいるのです。
秘訣2 計算テスト
老人ホームで週一回行われる計算テストが大好きなのです。
そしてそれを毎週楽しみにしているのです。
そして見事100点満点を取っています。
秘訣3 オセロ
オセロが大好きで、施設のスタッフを相手に老人ホームでいつもやっています。
やはり脳をしっかりと使って、指先を動かすことが大事です。
オセロで負けると不機嫌になって、勝つまでやり続けるという粘り強さもあるようです。
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意外な食生活
田中力子は健康的な食生活をしているのかと思いきや、
意外なものが好きみたいです。
好物1 スイーツが好き 好物2 缶コーヒー、栄養ドリンク、炭酸飲料 |
長寿の方の食生活は普通の人とはかなり違っているのかと思っていましたが、
意外にも普通の感じのようです。
また、老人ホームの食事もなんでも食べらるそうです。
長生きするには特別なことが必要だと感じてしまいますが、
その秘訣は普通になんでも食べることなのかもしれませんね。
まとめ
田中力子は日本、世界最高齢を同時に達成した時のインタビューで
あと5年、120歳までは頑張りたいと答えていました。
そして、今は「死ぬ気がしない」そうです。
これからも長生きして、ぜひとも120歳を達成して欲しいですね!
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