田辺大根って知ってますか?

 

江戸時代から大阪で作られてきた大根で
現在の大根とはだいぶ異なっているようです。

そして味もかなりおいしいと言われています。

一体どんな大根なのか、
すっごく気になりますよね??

 

そんな訳で、今回は田辺大根に迫ってみましょう!

 

 

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田辺大根とは

大阪市東住吉区の特産品
江戸時代天保7年の書物「名物名産略記」に既に記載あり(1836年)

ずみ大根と白あがり京大根の交雑後代がルーツとされている

田辺大根の特徴

田辺大根の形

明治時代までの田辺大根は根っこが短く、
縦横がほとんど同じ長さでした。
しかし次第に長型改良されていったのです。

根っこの部分は白で、末端が少し大きくなり、
丸みを帯びた形状になっています。
長さはおおよそ20cmで太さ9cmほどになっています。
葉には毛が生えていません。

 

田辺大根の味

食感は厚くかつ柔らかくなっています。
味は甘さがあり、煮食や甘漬けにも適しています。

特にこの甘みは素晴らしく、
田辺大根を愛する人たちも
この甘みがなんと見えないと言います。

 

 

 

 

本当に美味しそうな大根ですね!

特にこの煮物は絶品だと思います。
寒い冬なんかは、体の芯から温めてくれそうですね。

大根の甘みと分厚い肉質の歯ごたえが
カンタンに想像できます。

ここまで何百年も受け継がれてきたのには、
それ相応の理由があるんですね!

やはり良いものは後世に受け継ぎたいですからね。

 

田辺大根への現在の取り組み

大阪市、河南町、和泉市にある農家や、
幼稚園、小学校、などで盛んに栽培されています。

 

大阪市東住吉区にある商店街ではイベントが行われ、
そこで田辺大根の煮物を見物客に振舞っています。

そして愛称は「田辺の大ちゃん」として親しまれ、
「田辺の大ちゃん」キーホルダーなども作られています。

このようにして、田辺大根は町おこしの一環としても
大いに活躍しています。

 

 

田辺大根のレシピ

お好み焼き

材料

田辺大根の葉 1本分
海老 60g
イカ 80g
豚バラ肉 80g

[生地]
天かす 10g
紅しょうが 10g
お好み焼き粉 100g
水 150cc
卵 1個

ソース・鰹節・マヨネーズ・青のりなどお好みで

作り方

1.[生地]の材料を混ぜ合わせておく。

2.大根の葉を小口切りにする。

3.(1)に(2)の大根の葉・イカ・エビを入れて混ぜあわせる。

4.230℃のホットプレートに丸く広げ、豚バラをのせて両面焼く。

5.ソース・マヨネーズ・かつお節・青のりをトッピングする。

青空レストランより引用

 

 

田辺大根のナムル

材料

(4人分)
田辺大根 150g
塩 適量

ゴマ油 大さじ2
鶏ガラスープの素 小さじ1
白ゴマ 適量

作り方

1.大根は皮をむき、薄く輪切りにし、せん切りにする。

2.塩をふって10分ほど置き、水でさっと洗い、水気を絞る。

3.大根の葉は塩茹でし、冷水に取る。水気を絞って細かく切る。

4.鶏がらスープの素・ごま・ごま油を混ぜ合わせる。

5.ボウルに(2)の大根・(3)の大根の葉・(4)の調味料を入れ、よく混ぜ合わせる。

6.器に盛り付け、白ごまをふる。

青空レストランより引用

 

田辺大根ってホントにおいしそうですね!

大根って、夏でも冬でも色々と活躍してくれるんですね。
本当に素晴らしい食材です。

これ以外にも、色々と自分でレシピを
発明してみるのも楽しそうですね。

どんどんトライしていきましょう!

 

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田辺大根のフェスタ

田辺大根のフェスタは、
毎年12月の第二日曜に行われています。

場所は毎年、
駒川駅前商店街内になっています。

 

このフェスタも年を追うごとに人気が高まり
毎年多くの人でごった返すようになってきました。

12月の寒い時期に、
温かくておいしい大根料理を堪能できると、
大阪の新しい冬の風物詩になっています。

 

田辺大根の種はどこから買えるのか?

こうなってくると田辺大根を育ててみたくなります。

自分で育てた大根を料理して食べたら、
これは最高においしいははずです!

想像しただけでも、
おなかがなってしまいますよね。

では、種は買えるのでしょうか?

ズバリ、楽天から購入できます!!

 

220円ですから、本当に安いですよね!!

自分で育ててみたいという人は、
ぜひ栽培してみてください。

きっと、素晴らしい大根ができますよ!

 

田辺大根の育て方

先ずは、14リットルの土を購入します。

そして、そのまま袋に種をまいてしまっていいんです!
ただ、袋の底に、水穴だけは開けておいてください。

そして土を平らにならしてください。
そして、2㎝くらいの深さの穴を開けます。
その中に種を1つ入れてから、土で覆います。

あとは水やりをしてください。

 

そして、12月頃には収穫できるそうです。

きれいな見た目の大根じゃなくてもよいのです。

自分なりの個性あふれる大根を育ててください。

まとめ

今回は、田辺大根について迫ってみました。

日本の古くからの食材が人気があるというのは
素晴らしいものですね!
そして新しいアイディアと出会って、
新しい料理法などもどんどんど発見されてきています。

まさに古いものと新しいものの融合です。

 

これからも、こういった日本を代表する野菜が、
もっともっと見直されていって欲しいと思います。

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