私達の大好きなお寿司。

でも、新鮮なお寿司には恐ろしい寄生虫がついている事もあります。

その危険性はどんどん上がっていると言われています。
今回は、お寿司の危険性について調べてみました。

 

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怖い寄生虫

新鮮な寿司のネタに使われるマグロ、はまち、鮭など、生魚のほとんどには寄生虫がいる事が多いです。
海外で生魚を食べる事が普及しなかった理由は、生卵や生魚には細菌や寄生虫がいるからなのです。

とは言っても握り寿司は美味しいですよね。
今までずっとお寿司を食べてきても何ともなかった人がほとんどだと思います。

それは、日本では安全を確保する為に、刺身は薄く切られます。
また、零下20度の低温で24時間冷凍し、寄生虫を殺してからネタとして使っているからなのです。

でもこの方法で完全に寄生虫を殺しきれない場合もあります。
新鮮さを重要視するお寿司では、冷凍せずにそのままネタとして使われる事もあります。
実際に、お寿司を食べてアニサキスという寄生虫に感染した患者数は、
推計で年間7000人以上と、ここ10年で25倍にもなっています。

 

アニサキス

アニサキスは線虫の一種で、その幼虫は体長2~3センチ、幅は0.5~1ミリ。
白い糸のような姿をしています。
鮭、サバ、サンマ、カツオ、アジ、イカ、イワシ等、様々な漁家類に寄生していますので、
生でネタを食べる場合は安全なネタはありません

アニサキスは、寄生している魚介類が死亡し時間が経過すると、内臓から筋肉に移動します。
板前さんが目視で取り除く方法もありますが、限界があります。
食酢での処理、塩漬け、醤油、ワサビではアニサキスは死滅しません。

アニサキスの最終宿主はイルカ、鯨で、その成虫は宿主の腸管に生息します。
卵は排泄物と一緒に海中に放出され孵化します。
オキアミなどに寄生し、その後魚介類に寄生します。
人間の体内では成虫になれず、数日後には死ぬか排泄されます。

1965年頃までは魚介類の寄生虫は無害だと思われていましたが、
1999年にアニサキスが食品衛生法で食中毒の原因物質とされました。
1997年の厚労省による検討では、年間7147件と試算されました。
流通の発達と複雑化により、アニサキスが生きたまま食卓に届く機会が増えたと考えられています。

 

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アニサキスの症状について

アニサキスが体内に入るとどんな症状が出るのでしょうか?
症状は、アニサキスの寄生先が胃なのか腸なのかによって異なります。

 

寄生先が胃の場合(胃アニサキス症)
食後2~8時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐に襲われます。
これは、アニサキスが胃を食い破ろうとする為に起こる症状です。
一匹でもかなりの激痛が起こります。
症状が悪化すると発熱や蕁麻疹などのアレルギー反応を伴う事があります。

 

寄生先が腸の場合(腸アニサキス症)
食後10時間~数日後に下腹部に激痛が走り、嘔吐に加えて下痢の症状も出ます。
症状が悪化すると、腸がむくんでしまう腸閉塞や腸壁に穴があいてしまう
腸穿孔・腹膜炎などの合併症を引き起こす事もあります。

アニサキス幼虫の多くは消化管壁を出来ませんが、
貫通した場合は穿孔性腹膜炎や寄生虫性肉芽腫を発症する事もあります。

 

アニサキスアレルギー

最近、アニサキス症とアレルギー反応に関連がある事がわかってきました。
アニサキスに感染することで全身に蕁麻疹が出、アナフィラキシー・ショックを起こし、
血圧の低下や呼吸困難に陥ることがあります。
この場合、アニサキス自体が抗原なので、加熱処理などの有無にかかわらず、発症してしまうといわれています。

 

治療方法

アニサキスに効く治療薬は見つかっていません。

胃アニサキス症は、開腹、または内視鏡手術で幼虫を取り除く方法が一般的です。
ひだの間に入り込み摘出が困難な場合は、アミドトリゾ酸やメントール散布で腸管内に戻らせてから摘出する事もあるようです。

腸アニサキス症は、腸閉塞など重篤な症状の場合は、開腹手術が行われます。

ステロイド系抗炎症薬と抗アレルギー薬を投与すると、駆虫は出来ませんが症状が軽くなる事もあるようです。

 

各国のアニサキス予防方法

オランダ:ニシンに対して、-20度以下で24時間以上冷凍する。
アメリカ合衆国:生食用の魚に対し、-35度以下で15時間、またはー20度以下で7日間冷凍する。
EU:生食用の缶産魚に対し、-20度以下で24時間以上冷凍する。

アニサキスの体は強靭で、普通の租借では噛み切れません。

魚介類を食べた数時間後に前述の症状が出た場合は、
アニサキス症を発症している可能性がありますので、すぐに病院に行きましょう。
アニサキスは人間の体内では生息できないので、
普通数日で症状は治まりますが、合併症を引き起こす可能性があります。

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