ただ、砂糖を断つことはそれなりに難しいことです。
食後のケーキは美味しいし、アイスクリームも最高です。

でも実際に砂糖を断ってみたら、どんな変化や効果があるのでしょか?

それが分かれば砂糖を断つことが、
もっと簡単にできるようになるかもしれません。

ということで今回は、砂糖断ちで得られる効果について迫っていきましょう。

 

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その1 痩せる

砂糖をやめた多くの人が口にするのが、体重の減少です。
肥満の人が多い昨今の世の中ですので、減量効果の期待できる砂糖断ちは嬉しいことです。

砂糖の摂取はカロリーの増加にもなってしまうのです。
例えば、砂糖入りの紅茶を1日に3杯飲むと、92キロカロリーにまでなってしまうのです。
(砂糖24グラム=角砂糖6個分の場合)

92キロカロリーというのは、1日の総摂取カロリーの5%にまで上ってしまうのです。
そして1日の砂糖の推奨摂取量は30グラムなので、
角砂糖6個を摂った場合の24グラムというのは、
それだけでかなりの量になってしまうのです。

ですから、砂糖を制限することは、
カロリーの過剰摂取を減らすことにも繋がるのです。

その2 きれいな肌になる

肌が汚かった人でも、きれいになる可能性があります。
この理由は、インシュリンの分泌が抑えられるためです。

砂糖を摂取すると、体がインシュリンを分泌するので炎症を引き起こして、
皮膚のコラーゲンやエラスチンを壊してしまいます。

これ以外にも、砂糖を摂りすぎるとコラーゲンの働きに影響を与えて、
肌のトラブルやしわを増やすことに繋がります。

砂糖をやめると、こういったことがなくなるので、
きれいな肌になるのです。

その3 元気が湧いてくる

砂糖の多い食品というのは、グリセミック指数が非常に高くなっています。
言い換えると、血液の糖が素早く放出されるので、
血糖値が急上昇してしまうのです。

こうなると一時的にエネルギーレベルは高くなるのですが、
その後インシュリンが血液から細胞内に糖分を取り込むために、
血糖値が急激に下がるのです。

その結果、逆に血糖値が下がりエネルギーレベルが下がり、
さらに糖分を体が欲しがるという悪循環に陥るのです。

ですから、砂糖への依存を断つことができれば、
エネルギーレベルのアップダウンがなくなり、一日中一定に保たれて、
とても気分も安定して快適に生活できます。

その4 快眠できる

砂糖をたくさん摂ると、眠りのリズムを調節してくれる、
脳内のメラトニンの分泌を遅らせてしまうのです。

さらに、睡眠不足というのは砂糖への欲求を強めるので、
さらなる悪循環になってしまうのです。
その理由は、睡眠不足になると血糖値のアンバランスを招いて、
さらに砂糖が食べたくなるという仕組みなのです。

 

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その5 精神状態が良くなる

甘いものと精神状態には繋がりがあります。
砂糖を多くとりすぎることは、うつや不安などを引き起こす可能性が高いと、
最新の研究でも認められているのです。

砂糖を摂取すると血糖値のアップダウンが激しくなり、
アドレナリンとインシュリンの分泌が多くなります。
それが、今ある不安を悪化させてしまうのです。

砂糖断ちで完全に不安を解消することは不可能ですが、
不安と関連する症状を緩和することは可能です。

また、砂糖は脳の新しい神経細胞を作るために使われる
BDNFというホルモンの分泌を抑制してしまうのです。

もともと鬱になりがちな人というのは、このBDNFが少ないのですが、
砂糖を摂取するとさらにBDNFの分泌が抑えられてうつ状態にりやすくなるのです。

ですから砂糖をやめることによって、BDNFがもっと分泌されれば、
気分もどんどん良くなるのです。

その6 内臓が元気になる

いつもたくさん砂糖を食べる人は、飽和脂肪酸を多く摂取して、
食物繊維を取らない傾向にあるようです。

しかし、砂糖を避けるようになると、
自然と食物繊維の豊富な野菜や果物、
ナッツや種子類を食べるようになるので、内臓にも良い効果が出てくるのです。

こういた食品は内臓が健康になるような微生物の数を増やす働きがあるので、
内臓がどんどん健康になってきます。

さらに毒素を排出して、蠕動運動を促進して、
食べ物が大腸を通過する時間を減らしてくれるのです。

その7 肝臓の働きが向上する

余分な甘味や砂糖が入った飲み物は、
非アルコール性脂肪肝疾患と深く結びついています。

果糖はグルコースの助けなしに肝臓で代謝することが不可能なため、
摂取しすぎると肝臓の周りに溜まってしまうのです。

すなわち、砂糖を控えることは、
非アルコール性脂肪肝疾患が発生するリスクも同時に抑えることに繋がるのです。

まとめ

 

砂糖を急に辞めろといわれても、なかなか難しいかもしれません。

しかし、このようにその利益を知れば、
なんとか砂糖を断つことができるようになるかもしれません。

そこに自分の強い意志を持って断行すること、
それが砂糖をやめる方法だと思います。

それに砂糖をやめると、無駄な出費を抑えることができます。
アイスクリームやケーキといった物に対する出費はなかなか大きいものです。

これをやめるだけでも、1年間に直すと無駄を大きく省くことができるのです。

そして健康にも良いということが分かれば、
砂糖をやめない理由が見つからないのです。

完全にやめるのではなく、まずは2週間だけでもやめてみてはいかがでしょうか?

それで体調がよくなったりしたら、もっと継続してみてください。
あとのあなたの判断に任せます。

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