妊娠している女性は胎児の健康を守るために、食事には気をつけなくてはいけないのです。これは昔より、今のほうがうるさく言われているのです。それは、現代においてさらに汚染が進んでいるからなんです。

健康サロンのNOBUです。

知らない間に、魚を食べる事で水銀を過剰に摂取している事はご存じでしょうか?

皆さんは水俣病の原因が水銀なのはご存じだと思います。
マグロと水銀の関係についてはいかがでしょうか?
妊婦はマグロを食べ過ぎてはいけないのです。

調査では、54.8%の妊婦は知っているにも関わらず、
食べる量に注意している方は28.7%だけでした。

今回は妊婦と食との関係についてみていきたいと思います。

 

 

 

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メバチマグロは週80グラム以下に

厚生労働省は、妊婦が食べる魚と
水銀のリスクに関して2003年から専門家を招いて審議をしてきました。

微生物の働きによって、水銀は水中や土の中で化学変化を起こし、メチル水銀になります。
海水の中の水銀は、食物連鎖によって少しずつ濃縮されていきます。

そして、上位にいるメカジキ、メバチマグロ、
クロマグロなどの魚では、濃度が高くなっています。
妊婦が水銀を含んだ魚を食べると、胎盤を通って胎児に蓄積されてしまいます。

身体の神経系に作用するメチル水銀は、
胎児の運動機能や知能の発達に悪影響を与えるリスクがあります。
妊娠期間中はメチル水銀をあまり摂らないよう、
食べる量を制限してくださいね。

注意が必要な魚と量の目安

【週2回まで】
キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ

【週1回まで】
キンメダイ、ツチクジラ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチ(メバチマグロ)、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ

【2週間に1回まで】
コビレゴンドウ

【2か月に1回まで】
バンドウイルカ

例えばメバチマグロなら、1週間に80グラムまでなら食べて良いそうです。
マグロ丼とか海鮮丼を食べたら、1週間の目安分量を超えてしまいますね。

 

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厚生労働省は風評被害に考慮

厚生労働省は、風評被害が生じないよう正確に理解してください、と通知しています。
水産・漁業関係に経済被害が起こる事を憂慮しているのです。
その為に国内の消費者に対して、積極的に情報提供し啓発する事にブレーキがかかっているのかもしれません。
でも、妊婦が妊娠期間中を健康に過ごせるよう、正しい情報を提供する事は大切な事ではないでしょうか。
定期的に通院して、医師や看護師から食事指導を受けても、水銀のリスクについて、どれ程指導されているのかは分かりません。

母子健康手帳

日本発祥の母子健康手帳。
その歴史は長く、国から妊婦に直接情報を伝える公的メディアとして、大きな役割を担っています。
最近では、母子手帳アプリを提供する自治体もあるようです。
妊娠が確認されると、母子保健法に基づいて自治体に届け出、母子手帳を受け取ります。

母子手帳は、厚生労働省令による全国共通部分と、
自治体独自の制度を反映した任意様式部分に分かれています。

2007年以降は、厚生労働省の推奨によって、
母子手帳の任意部分にメチル水銀摂取に注意をするよう、との記載が載せられるようになりました。

母子手帳は、自治体の裁量で決められ民間が作成する事が多いので、
自治体によって任意部分に違いが出てきます。
「妊娠期間中の食事について」といった食事指導欄には、
魚介類に含まれる水銀への注意を促しています。

しかし、どの程度のリスクなのか、具体的にどの魚介類を制限するべきなのか、
どのくらい食べられるのか、などについては記載されていません。

また、スマホで母子手帳アプリを見る場合、
妊婦への注意喚起はトップページにないので、何度もクリックして探さなければなりません。
妊婦に正しい情報が伝わる様、どの魚介類で量はどの位まで食べられるのか等、
具体的に記載していただけると、妊婦の認知度ももっと上がると思います。

まとめ

子供は地球の未来です。

そんな子供を健康に出産するためにも、妊婦は食事には気を付けてほしいものです。そして、健康な子供を出産して、素晴らしい未来を築いてほしいものです。

 

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