皆さんはサプリメントを摂っていらっしゃいますか?
今回はなんと飲むと癌になってしまう可能性のあるサプリをご紹介いたします。

そのサプリとはビタミン12と葉酸で、大腸がんになる確率が1.76倍になるそうです。

でも、ビタミン12と葉酸が悪いのではなく、サプリで長期間摂ると良くないという事です。

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ビタミン12について

神経や血液細胞を健康に保って、DNAの生成を助ける栄養素です。
肉、卵、牛乳、アサリ、カキ、鮭、マグロ等に多く含まれています。
必要量の3~5年分は肝臓に蓄えられています。
欠乏すると貧血、筋力低下、疲労などの症状が起きます。

葉酸について

植物の葉に多く含まれています。
ビタミン12と共に、赤血球や細胞の生産を助け、造血のビタミンと呼ばれています。
脳の発達にも関与するミネラルです。
葉酸が不足すると、貧血を起こし、動脈硬化になる可能性が高くなります。
また、胎児の正常な発育にも不可欠で、不足すると神経管閉鎖障害や無脳症を引き起こします。

 

サプリの摂り方

ビタミン12が足りていない人が医師に処方され、短期的に摂取するのは良いですが、日常的に摂取するのはお勧め出来ません。

エラスムス医療センターが2000人を対象に、ビタミン12と葉酸のサプリを摂取するグループと摂取しないグループに分けて研究しました。
6年半に渡って全員を追跡調査した所、サプリを摂取したグループの13.6%が癌になってしまっていた、という事でした。
一方、サプリを摂取しなかったグループは、3.4%しか癌になっていませんでした。
癌になった人では、大腸癌の発症率が1.76倍に上がっていました。
なお、この現象は、年齢、性別に関係なく起こったそうです。

2009年に行われた別の研究でも、ビタミン12と葉酸の組み合わせのサプリで、発がん率が少し上がるとの報告がありました。

やはり、ビタミン12も葉酸も食材から摂るのが安全なようですね。

 

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サプリメントとは

皆さんはサプリメントを摂っていますか?
世の中には色々なサプリメントがありますよね。
サプリメントの市場規模は、年々拡大しているようです。
でも、そもそもサプリメントとは何でしょうか?

健康食品に分類される食品で栄養補助食品とも呼ばれ、健康維持増進の為に使われます。
ビタミンやミネラル等、特定の成分を濃縮し、錠剤やカプセル状にしてあります。

なぜサプリメントを摂取するのか?

本来の利用目的としては、健康維持増進、病気の予防、不足がちな栄養素の補給強化、疲労回復、美容、ダイエット等が挙げられます。
でも有名人がコマーシャルに出ていると、なんとなくそのサプリが身近に感じられてつい買ってしまった、という事はないでしょうか。
最近の調査では、約3割の人がサプリを使っているという事がわかりました。
また、8割の人がサプリを使った事があると言っています。

健康志向が高まっていますし、自分の食生活に自信のない人や、さらに健康増進を求める人達が、サプリに期待をかけて利用していると考えられます。
でも本当に自分に必要なのか、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
CMを見ていると、サプリが自分の病気の治療に使えるような気になったりしませんか?
でもサプリで病気が治るわけではないのです。
また、サプリは分類上は食品ですが、薬のような副作用がないわけではありません。
間違った利用方法を行うと副作用が出る危険性もあるのです。

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