江戸時代の人気観相師水野南北の教え、
「小食にすると寿命も金運も伸びる」
今回は水野南北の教えについて調べてみました。

 

スポンサーリンク







ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

水野南北ってどんな人?

江戸時代中期の観相学の大家。
当時、日本一の観相家と言われ、摂食開運説を唱えた人物です。
人相見に死相が出ていると言われ、一年間麦と大豆だけの食事を続けた所、顔から死相が消え、
運勢が改善してしまった。こうした体験から観相学に興味を持ち、
観相の研究を行い、南北相法を完成し、節食が運勢を改善する事を唱えた。

 

節食開運説とは?

運命という字は命を運ぶと書きます。命を運ぶためには人間は食べる必要があります。
人間が生涯に食べられる量は定まっており、暴飲暴食をすれば命が短くなりますが、
食を慎めば天から受ける幸福を延ばす事が出来る。生涯の吉凶は食より起こり、食が運命を左右している、という考え方です。

 

節食開運説とは?

運命という字は命を運ぶと書きます。命を運ぶためには人間は食べる必要があります。
人間が生涯に食べられる量は定まっており、暴飲暴食をすれば命が短くなりますが、
食を慎めば天から受ける幸福を延ばす事が出来る。生涯の吉凶は食より起こり、食が運命を左右している、という考え方です。

 

スポンサーリンク




「小食の者には死苦や長病がない」という教え

・常に大食いの人は、病気になったら食欲を無くしてあまり食べません。
小食の人は病気になる事はあまりありませんが、病気になっても食べないということはありません。

・大食いの人は天与の食が尽きてしまってもまだ命がある為、
食べられない状態で長く苦しんだ後に死ぬ事になります。

・小食の人は、天与の食が尽きていない為、命が尽きた状態にあっても食が終わっていない状態になります。
食のある所には必ず命があるという原理によって、命の灯が消えてしまってもなかなか死に至りません。
つまり長生きするという事です。食べられなくなった頃に命も尽きる事になります。小食の人には、病の苦痛や長患いがありません。

・しかし、小食の人でも食事が不規則であれば病気にかかりやすくなります。

・大食いの人は常に満腹な為、病気になったら食事をとりません。
小食の人はいつもお腹が空いているので、病気になったから食べないという事はありません。
だから、小食の人は大病にかかりにくいのです。

・収入の定まっている人は、三度の食事も定まっています。

・収入の定まっていない人は、食事も定まりません。

・収入が定まらない理由は食生活が乱れているからです。
安定した収入を得たいのなら食生活を安定させるべきです。高い収入を得たいのなら、小食にするべきです。
3年間食を慎み人徳を積めば、自然と収入は高くなるでしょう。そのような人を私は数人知っています。

・食生活は収入の基本です。食生活を厳重に定める事を「食禄を定める」と言います。
人相・骨相・手相などには本来は吉凶はありません。
飲食を厳重に定める事で、善相となります。飲食が定まらないと悪相になります。

・食べる量は腹八分が良いです。

・しかし、武家の食事は別です。

・武家の人が大食いをする事は、一概に悪いとは言えません。
平和な時代では、神道・儒学・仏法の三道で物事を収められるのですが、
乱世にあっては、修羅道をもって邪悪を退治し天下を収めるのです。

・戦争のさなかには食事をとれない事がしばしばあり、
食いだめする必要もあります。これは個人的な欲望ではなく、天下の為ですから、非常時の武士の大食いは許されます。

・厄年に大難の相があっても、いつもおごった食事をせず、厳重にさだめている人は厄を免れます。

・将来出世したい人は、食事の量を減らして厳重に定めましょう。
これが出来る人は必ず出世するでしょう。逆に出来ない人は出世出来ないでしょう。

・人それぞれ仕事や体格が違うのだから、食べる量は異なります。
節食する場合は、その人に合った節食をしましょう。

・節制は吉ですが、ケチは大凶です。人をもてなす時は、盛大にもてなしましょう。

・青菜はいくら食べても構いません。

・一芸に秀でる人は節制していても苦しみを与えられる事がありますが、それはその道を極める為なのです。

・食欲がない時は無理に食べなくても良いです。

 

水野南北の教えのまとめ

・大食いの人より小食の人の方が運命は安定します。
・食事は腹八分。
・金運を安定させたい人は、まず食習慣を安定させましょう。
・天下の為に体を動かして頑張っている人は、たくさん食べて下さい。

 

スポンサーリンク







おすすめの記事