穀物って私たちの生活には欠かせない食品に含まれています。

穀物は栽培がしやすく、またその保存性が高いことから、
人間の体にとって必要なエネルギーを提供する主食として多くの国や地域で食べられています。

 

バナナや根菜類を主食とする地域以外で、
世界中のほとんどの地域において穀物は、食糧としの中心的な役割を担っています。
特に小麦・米・トウモロコシは生産量も多く、世界三大穀物と称されています。

 

この記事では、

・穀物(米・麺・パン)は太る?
・炭水化物と糖質減で病気予防もできる?

について見ていきたいと思います!!

 

スポンサーリンク







ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

人はなぜ太るのか

人が太ってしっまう原因はカロリーだと思い込んでいるかもしれませんが、
近年、高カロリーとか食べすぎだから太るのではなく、
食事の中にある炭水化物の摂取によって太るという説が注目されているのです。

 

私たちが毎日食べている食事にはたくさんの穀物があります。

そしてこの穀物が多くの炭水化物を含んでいるのです。

 

 

穀物からできる主な食品

《米》 おにぎり、丼もの、せんべい

《めん》 そば、ラーメン、うどん、つけ麺、そうめん、パスタ

《パン》 パン、サンドイッチ、菓子パン、ピザ

《豆類》 小豆、いんげん豆、うずら豆

《菓子》 チョコレート、クッキー、ケーキ

《イモ類》 ジャガイモ、山芋、サツマイモ、里芋

《酒類》 ビール、チューハイ、日本酒

 

炭水化物というのは「糖質+食物繊維」を意味します。
「炭水化物」と「糖質」は似たようなものだと考えてよいと思います。

そして、この炭水化物が「ホルモン」を刺激するために、
人は太っていくとも考えられているのです。

ここでは人が太る原因が「ホルモン」であるという説を考えてみたいと思います。

 

太る原因とメカニズムに炭水化物と糖質が関係

まず知っておきたいことは、炭水化物を摂ると血液中の血糖値が上がるということです。

そうすると、そのためにすい臓が、身体に血糖を取り入れるインスリンというホルモンを分泌します。
炭水化物はとても消化されやすく、血糖値が上がるために、
インスリンの濃度も上昇しやすいのです。

インスリンが多く出ているときは、血中にあるブドウ糖が大量にある状態で、
これを血糖値が高い状態と言います。

ブドウ糖が優先して燃やされますが、脂肪は溜まっていく方向にいきます。

脂肪が燃料として使われるのは、インスリン濃度が低くなってからです。

すなわち、血液の中にあるインスリン濃度が高い時間が長くなれば長くなるほど、
脂肪が増えていき、太るという結果を招いてしまうのです。

 

水野雅登医師も穀物(米・麺・パン)を強調

水野雅登医師は、「薬に頼らず血糖値を下げる方法」
というYOUTUBE動画の中で、穀物からなる「米・麺・パン」という3つは、
甘くないけれども、血糖値をあげてしまう3つの食品として取り上げています。

 

そしてこの3つを制限することで、肥満を防ぎ、
そのほかの病気の予防も可能になってくると言っています。

 

病気予防も!!

穀物が含む炭水化物(糖質)を減らすことによって予防できる病気といえば、
糖尿病がその筆頭にあげられます。

 

なぜなら、日本人の95%の糖尿病は2型糖尿病と言われるもので、
過食や運動不足、加齢やストレスといったところから引き起こされるのです。

ですから、心がけ次第で十分に予防することができるのです。

 

太りだしたら糖尿病のサイン

インスリンというのは、体の脂肪が増えはじめると、その効きが悪くなります。

特に、内臓脂肪が増えてくると、脂肪組織から出される
アディポカインというホルモンの影響で、インスリンの効きが低下していくのです。

インスリンの働きは、血糖値を下げると同時に、
体に脂肪をため込ませるというものもあるので、
大量に出されたインスリンの影響でさらに太りやすくなるという悪循環が起こってしまうのです。

それから機能しすぎたインスリンの影響ですい臓が疲弊して、
十分な量のインスリンを作ることができず、血糖値を下げることができなくなり、
糖尿病を発症してしまうのです。

 

スポンサーリンク




脂肪をなくす“鍵”はインスリン

この血中におけるインスリン濃度は、食事から摂取する炭水化物によって大体は決まってくるようです。

だから炭水化物を摂取すればするほど、脂肪が増えていく仕組みとなり、
その結果体重が増えていくことになります。

 

これを防ぐにはインスリン濃度を上げやすい炭水化物や糖質を避けたほうが良いのです。

インスリンの濃度が下がると今度は、身体はそれまで蓄積していた脂肪を燃焼し始めるのです。
ホルモンが効率的に働いて細胞が脂肪を燃やすと、
結果として身体が消費するエネルギーが増えることになります。

 

一つ誤解しないでいただきたいのが、インスリンそのものが悪いわけではないのです。
インスリンは身体に、血液の中にあるブドウ糖を取り込んでくれる重要なホルモンで、
インスリンの分泌が不十分だと、血糖値が上昇して糖尿病を引き起こします。

だからインスリンを過度に分泌させない食事が大事で、
炭水化物を摂りすぎないことが重要なのです。

 

日本人が大好きなお米、うどん、そばといったものの多くが穀物からできていて、
それを控えるというのは難しいことですが、
強い意志の力を持って実行していきたいと思います。

ライザップも炭水化物を制限していた!

ライザップは2か月でかなり痩せるということで話題ですね。
あのライザップの手法も、炭水化物(糖質)を制限する方法を取っています。

徹底的な食事管理が行われて、
炭水化物を取らないように指導されるわけです。

 

言い換えれば、ご飯、ぱん、麺類を食べないという指導ですね!

 

あのお笑い芸人の松村邦洋も、炭水化物を控えていると発言していました。

 

運動はダイエットには不可欠ですが、
運動すると逆に食欲もわいてしまうので、
食事を見直すということがとても重要になってくるのです。

 

まとめ

歳を重ねると太ってしまいがちですが、
このようにして体の仕組みを知ることによって、
上手くダイエットをしていければいいですね!

メカニズムを知れば、しっかりと効率よくダイエットができることでしょう!

スポンサーリンク







おすすめの記事