化粧品等に含まれる、12の有毒な化学物質の使用を規制する法案が、
アメリカのカリフォルニア州下院議会によって、6月11日に可決されました。

ヨーロッパ諸国では、すでにこれらの有毒化学物質を美容製品に使う事が禁止されているのですが、
この法案が成立すると、カリフォルニア州はアメリカ国内でこの法案を始めて制定した州になります。

化粧品に使われる化学物質と乳がんとの関係が取りざたされているにも関わらず、未だに使われているのが現状です。
この法案が成立した暁には、化粧品会社はこの基準に合わせて商品を製造しなくてはならなくなり、
化粧品業界にとっては大きな変化となるでしょう。

今回は特に避けたい5つの化学物質をご紹介いたします。

 

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1.合成着色料

綺麗な色の化粧品は見ているだけでも楽しく、うきうきしますね。
でもその色を出す為には、石油やタール(石炭)系のものが使われている事が多いのです。
タール色素は石炭からアニリンという物質を使い、安価に作られます。
発がん物質であり、またADHDとの関係性もあるのではないかと言われています。
日本で使用が認められているタール系色素は、赤色2号・3号・102号・104号・105号・106号、黄色4号・5号、緑色3号、青色1号・2号があります。
海外では禁止されているものが多いです。
ヨーロッパでは食品、ボディケア商品に人工着色料を使う事は禁止されています。
黄色4号はアゾ系色素と呼ばれ、体内に入れるとアレルギー症状を起こす事が知られています。

 

2.フタル酸エステル Phthalates

プラスティック製品に柔軟性を与える為に使われる可塑剤で、マニキュア、ローション、ヘアスプレー、香水などに使われています。
単に香料と記されていたり、記載されていない事もありますが、化粧品会社を守る為の法の抜け穴ではないかと指摘されています。
研究によると、フタル酸を多く摂ると人の精子にDNA損傷が見られた、との報告がなされています。
他の細胞のダメージにも関連あるのではないかと言われています。

 

3.パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)

カビや菌の発生を防ぐ防腐剤です。
パラベン単体は皮膚から吸収される経費毒ですが、他の成分と併用する事で濃度を下げて安全に使用できる技術が確立されました。
しかし、カリフォルニア大学バークレー校の2015年の発表によると、乳がん細胞内の生化学的変化とパラベンが相互に作用すると、
乳がんの成長と増殖を加速させ、腫瘍を更に悪性化させると言う事です。
ヨーロッパでは2012年に使用が禁止されています。
でも日本では、ボディケア・ハンドケア製品、スキンケア製品、メイクアップ化粧品、洗顔料、洗顔石鹸、洗浄製品、シート製品、マスク製品、日焼け止め製品など
様々な製品に使われています。
強力な抗菌力があり、大切な常在菌まで殺してしまいます。
環境ホルモンとして生殖器などに毒を蓄積する可能性もあります。

 

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4.ホルムアルデヒド

水に溶けやすく、40%前後の水溶液はホルマリンです。
マニキュア、洗剤、マスカラ等に防腐剤として使われています。
肌にとって刺激となり、アレルギー反応を起こす事もあります。

また、免疫系に悪影響を及ぼします。
住宅の壁、天井、フローリングの合板に接着剤として使われており、空気中に放出されるとシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
頭痛・めまい、目がチカチカする、咳が出る、鼻水が出る、喉が渇くなどの症状を引き起こします。
2009年国際がん研究機関に骨髄性白血病の原因物質だと特定されました。
がんを引き起こす確率が高い、非常に危険な物質です。

 

5.日焼け止めに使われている化学物質

・オキシベンゾン
紫外線を吸収しますが、肌の上で化学反応を起こしアレルギーになりやすくなります。
環境ホルモンの害も指摘されています。

以下の化学物質は細胞にダメージを与え、癌を起こす可能性があります。環境にとっても悪く生物にとって有害です。

・ベンゾフェノン
・PABA(パラアミノ安息香酸)
・アヴォベンゾン
・ホモサラート
・エチルヘキシル・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(ethylhexyl methoxycinnamate)

日焼け止めを買う時は亜鉛(zinc)や二酸化チタン(titanium dioxide)の入ったものを選びましょう。
これらは紫外線をブロックしてくれますが、肌には吸収されませんので安全です。
また、海で泳ぐときはサンゴ礁を守る為に「Reef-safe」のマークがあるものを選んで下さいね。

 

まとめ

カリフォルニア州にはすでにProposition 65という厳しい食品添加物規制があります。
食品だけではなく、皮膚につけるものにも細心の注意を払いたいものですね。
何といっても、私達の皮膚は、皮膚表面から吸収したり排出したりする、身体で最大の面積を持っている器官なのですから。

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