皆さんはコーヒー党ですか?それとも紅茶派?
コーヒーは体に悪いのでしょうか?それとも良いのでしょうか?
夜にコーヒーを飲むと眠れなくなるし、あまり良いイメージが無いと思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方の為に、今回はコーヒーの驚くべき効能について述べていきたいと思います。

 

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1.糖尿病のリスクを下げる

日本の糖尿病患者は、予備軍の方たちを含めると1000万人以上います。
国民病と言っても過言ではないですね。
この恐ろしい病気の予防に効果のある飲み物が、コーヒーなのです。
2014年に出された論文は、100万人に対してコーヒーを何杯飲んだ事によって、糖尿病のリスクがどう変化したかを研究した内容でした。
この研究では、コーヒーを飲む量が多ければ多い程、糖尿病のリスクが下がる事が分かりました。
1日に3杯飲む人は、糖尿病のリスクが20%下がりました。
コーヒーの糖尿病予防効果は大いに期待出来そうです。

では、なぜコーヒーが糖尿病予防につながるのでしょうか?

もともとはカフェインが新陳代謝を良くするからだ、という考えがあったのですが、この研究ではカフェインの入っていないコーヒーでも、少なからず同じような効果が見られました。
コーヒーには、食事後の血糖値が上がるのを抑える作用のある、クロロゲン酸が多く含まれています。

クロロゲン酸には、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれています。
コーヒーには野菜をはるかに超える1000以上の抗酸化物質が含まれているのです。
だから、カフェインの入っていないコーヒーでも効果があったのですね。
また、アルコールを分解する肝臓をコーヒーが活性化させるので、アルコール中毒患者の治療にも効果があるようです。

コーヒーを飲むと血圧が上がるのではないか、と心配されている方。
大丈夫です。
カフェインによって一時的に血圧が上がっても、大体1時間後には元に戻ります。
血圧は、ずっと高い状態が続くと血管に負担がかかって動脈硬化になったりしますが、一時的に上がる事は気にする必要はありません。
血糖値が高めの方には、コーヒーをお勧めいたします。
もちろん飲み過ぎには弊害がありますので、一日に3杯くらいにしてくださいね。

2.肝臓に良い作用がある

皆さんはASTとかALTとか、聞いたことがありますか?
これは、肝臓の酵素の値です。
肝臓がダメージを受けて肝臓癌の一歩手前の状態が肝硬変ですが、海外の研究では、コーヒーを飲むことで肝硬変になるリスクが39%下がったと発表されています。
肝硬変がさらに悪化すると肝臓癌になりますが、コーヒーを飲む事で肝臓癌になるリスクが56%下がったというデータもあります。
また、C型肝炎や脂肪肝のリスクを下げてくれます。
どうやら肝臓とコーヒーの相性はとても良いようです。
健康診断で肝臓の酵素の数値が高いと言われた方には、コーヒーがお勧めです。

こんなに素晴らしい効能のあるコーヒーなのに、どうして悪いイメージがあるのでしょうか?
これは、もしかしたら煙草との結びつきが原因なのかもしれません。
昔の映画を観ると、喫茶店で煙草をくゆらしながらコーヒーを飲む、なんて言うシーンがよく出てきます。
コーヒーと煙草がセットなのです。
でも、現代では煙草の有害性が分かってきて、煙草はどんどん肩身のせまい思いをしていますね。
それで、煙草とセットのコーヒーにも悪いイメージがついてしまったのかもしれませんね。

 

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3.寿命が延びる

2019年の研究では、コーヒーを1日に3杯飲む人は飲まない人に比べ死亡率が15%低いと報告されました。
特にアジア人の寿命が延びるそうです。

寿命まで延ばしてくれるコーヒー。
お嫌いでなければ、是非日々の生活に取り入れてみては如何でしょうか。

飲み過ぎるとデメリットが出てくる事もありますので、3杯以内にしましょう。
また、妊娠中の方は避けた方が良いでしょう。

まとめ

実は筆者もコーヒーが大好きで、毎日飲んでいます。
そんな美味しいコーヒーが、素晴らしいメリットもあるなんてこんな嬉しいことはありません。

これからも、適度な量のコーヒーを飲んでいこうと思います。

 

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