海洋汚染はとどまることを知りません。
我々が出したごみは、本来美しいはずの海を永遠に汚し続けています。
本当にこれでよいのでしょうか?
あのタレント兼モデルのローラもこの現状に嘆いています。
そして彼女もこの現状を変えていこうと声をあげている一人なのです。
ということで、今回は海洋汚染に対して考えていきましょう。
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フィリピンの砂浜からの悲痛なメッセージ
2017年5月17日にフィリピンの砂浜でこんなものが発見されました。
フィリピンの砂浜に打ち上げられたクジラ?
口からはゴミが溢れかえっています。
でも、これは実は本物のクジラではなく、作られた看板だったのです。
これはプラスチック海洋汚染に対する警鐘の目的で作られた看板だったのです。
これは、グリーンピースと電通フィリピン、ジェイミーサイフ―3社によるコラボ企画だったのです。
プラスチックごみによる海洋汚染がどんどん深刻化しています。
それを世界に訴えるために行われたものです。
そしてこのこのクジラの看板の最大の目的は、ASEANに対して、
プラスチックによる海洋汚染の具体的できちんとした基準を作ってほしいというアピールだったのです。
実は、2016年の12月に、実際のクジラが砂浜に打ち上げられていて、
フィリピンでは海洋汚染が深刻になっているのです。
そこで、フィリピンという土地が選ばれたのでした。
そしてフィリピンのビーチが一番盛り上がりを迎える5月に合わせて、
この看板が公開されるや否や、多くの人が本物のクジラと思い、
SNSでは驚きの声と熱い議論が巻き起こっていったのでした。
その結果、ASEANの議題にはプラスチック汚染の議題が追加されたというので、
目標を達成したと言えるでしょう!
プラスチックごみが10年で3倍に!
海に海水浴に出かけたり、釣りに出かけたりする機会って誰でもありますよね。
そんな時に、海に色々とゴミが浮かんでいるのを見たことありませんか?
特にプラスチックがひどいんです。
プラスチックのごみは、
どんどん急激な勢いで増えていっているのです。
驚くことに、2015年から2025年までにその総量は3倍になるともいわれています。
その原因はプラスチックは、基本的に溶けたり分解したりしないため、
一度海に流れ出たものは、ずっと海をさまよい続けるのです。
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2050年までに海のごみの総量が魚の総量を超える!
そしてさらに驚くことに、なんと2050年までには、
海にあるゴミの総量は海に生きる魚の総量を超えることが予測されています。
これは信じられないことです。
海にあるごみの総量が、魚全体の総量を超える日が来るなんて想像したくありありません。
私たちにできること
私たちは一個人です。
だから、政府が行うような大きなことはできません。
でも、一人一人ができることがあります。
では、私たちにできることを挙げてみたいと思います。
1.きちんとゴミ箱に捨てる 2.捨てられていたゴミを拾う 3.プラスチック製品の使用を避ける 4.プラスチックではなく、木製のものなどを使用する 5.不要な包装などは断る 6.必要最低限なものだけ持つ 7.大切にものを使い長く使用する |
このように考えてみると、できることはたくさんあります。
海が汚れたのは、私たちができることをしてこなかったからです。
そして自然を隅に追いやってしまいました。
それを私たちは改めなければいけません。
まとめ
全ての生き物は海から発生してきました。
我々人間の祖先も、もとはと言えば、海から上がってきたものです。
ということは、海をきれいに保つことは、
我々自身をきれいに保つことにつながっているように思います。
自然と共存して、我々人間も栄えていかなくてはいけません!!
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