生活していく上で、病気になって病院に行き医者に診て頂くという事はよくある事かと思います。
でも、様々な医者がおられます。
誰でも、良い医者にかかりたいと思います。
では、良い医者とやぶ医者はどうやって見分けたらいいのでしょうか?
そこで、今回はこんな医者にはかかりたくない、という話をしていきたいと思います。
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4.「わからない」と言えない医者
「わからない」といえない医者は、あまり信用できません。
その理由は、医学という世界は、世界中の研究者たちによって毎日進歩しており、すべての知見を学ぶことはできません。
自分の専門分野の知識は最新の知識を学び続けますが、遠い領域については、国家試験の勉強で得た知識止まりな訳です。
しかも受験したのは何年も前です。
その頃学んだ常識は今の非常識になっている可能性も十分にありえます。
ですから、医者だから医学全般を理解しているというのは明確な誤りなのです。
現在は、医学が進み、細分化が進んでいます。
知らない事柄に出会ったときに、調べて正解にたどり着ける能力のほうが求められます。
実はわかったふりをして、コッソリ外来の奥でスマートフォンで検索している医者はとても多いのです。
だからこそ、「わからない」と言えない知ったかぶりの医者は信用できないのです。
3.看護師や若手医師に異常に高圧的な医者
医者は人から感謝をされ続ける職業です。
一日のうちに何度も、患者やその家族から「ありがとうございます」と頭を下げられます。
また、医者と看護師の関係は、基本的に医者が指示を出し、看護師はその指示のもとに動くというものです。
原則として、看護師は医者の指示なしに患者さんの療養に関することは出来ないと、法律で決められています。
また、医者の世界には「年功序列」が残っている組織があります。
若手の医師はキャリアが上の医者に気を遣います。
若手の言葉を鵜呑みにして仕事を続けていると裸の王様になってしまいます。
若手医師だけではなく、病院にいるすべての人間が、少なからず医者に気を遣います。
医者に面と向かって苦言を呈する人間は、あまりいません。
よっぽど注意していないと、医者が「自分は偉いのだ」と勘違いしてしまうシステムが残っているのです。
まるで自分が神になったかのように不遜な態度をとるのです。
そんな医者に限って、目上の医師に会うと途端に態度を変えてペコペコします。
若い医者が年上の看護師に向かって偉そうな口を叩くのは、本当に嫌なものです。
こちらがペコペコしないと機嫌を悪くしますので、そんな医者にはかかりたくないですね。
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2.白衣がヨレヨレな医者
多忙だからか、ヨレヨレで汚い白衣を着ている医者がいます。
患者は一世一代の大勝負の手術を受けに病院に来ているのです。
家族にとっても、大切な人の命がかかった一大イベントです。
そこに、汚い白衣を着た医者が来ていたらどうでしょうか。
礼儀の意味合いに加えて、医者にとっての白衣は「戦闘服」でもあるのです。
白衣を脱いだオフの時の医者、はだらしなかったり酒飲みだったりしてもいいのかもしれませんが、戦闘服に袖を通した瞬間に医者はいわば「超人」になるのです。
患者の悲しみも苦しみもすべて受け止めて、自分を殺して働く。
医者にとって唯一の報酬は、患者が元気に歩いて帰ることであるはずです。
1.話を聞かない医者
医者と患者の関係とは、どのような関係でしょうか。
「病気」に対して、タッグを組み、一緒に立ち向かうイメージではないでしょうか。
いわば戦友のような関係ですね。
ですから、同じ敵に向かって、手を取りあって一緒に作戦を練るはずです。
でも、医者の中には患者の話をろくに聞かなかったり、話を遮ったりする人さえいるのも事実です。
同じ敵に向かうチームメイトの話を聞かずに、どうやって戦っていくのでしょう。
病院で行う治療というものは、非常に「個別性」が高い分野で、治療方針は10人いれば10通りあるのです。
つまり、どれほど苦しくても生きられるなら辛い治療を頑張りたい人がいる一方で、痛みや苦しみがあるくらいなら命が短くなっても治療は一切したくないというもいます。
医者は、科学的な根拠のある方法をふまえつつも、あくまで患者さんのやりたいよう、生きたいように手助けするという使命があります。
これからの時代、それはよりいっそう加速され、一人ひとりの患者に合わせた「テーラーメイド医療」になっていくでしょう。
患者がどんな生き方を望んでいるのか、医者は把握する必要があります。
それを知る唯一の方法は、面と向かっての会話です。
その意味で、話を聞いてくれない医者は、患者に向き合っていないと考えます。
時間がないのはわかりますが、それでも話を聞く姿勢だけは守ってほしいものです。
医者の中には人の気持ちを汲み取るのが苦手な人が結構います。
現代の受験システムを踏まえれば、医者になるための最大の条件は「勉強ができること」です。
医者になる者の多くが、学生時代にエリートだったでしょう。
「勉強ができる」とはどういうことかというと、「暗記が得意」であり「読解力がある」であり「論理的な思考ができる」ことです。
アトピーのような慢性の経過をたどりやすい病気や、癌のような命に関わる病気においては、相手の気持ちを汲み取ろうとしない医者は、患者さんを深く傷つける危険性が高いのです。
もちろん医者も人間です。
患者と医者の「相性」も問題になってきます。
医者としては患者の自己決定権を尊重するのが一般的ですが、しかし患者のなかには『命令されたい人』もいます。
例えば、糖尿病などでは、『節制しなければダメです』『運動しなさい』と、キツく言われたほうが安心するという患者さんもいます。
『AとB、どちらにしますか?』と選択肢から判断して、一緒に治療方針をつくっていきたいタイプもいます。
『あんた、こんなことしていたら死ぬよ』と言われてピリッとしたいタイプもいます。
いろいろなタイプがありますので、患者によってコミュニケーションの仕方も変える必要があります。
コミュニケーション力はとても大切です。
このの「コミュニケーション力」については、病院のホームページでも推し量ることが出来ます。
患者にわかりやすい説明ではなく、「医学辞典のコピーアンドペースト」のような難しい解説をサイトに載せているようだと、患者本位ではない病院かもしれません。
用語解説が丁寧にされているか、問診票が掲載されている場合はどこまで詳しいものなのか、そのあたりも判断材料になります。
また、病院が掲げる「理念」が掲載されているかどうかも判断材料になります。
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