ココナッツオイルは、ここ数年アメリカセレブの間から始まって、
それから日本にも上陸してきた人気のオイルです。
様々な説があって、体に良いとか悪いとか言われています。
マッサージなどで体に塗ったりするのはどうなんでしょうね?
とても気になるところです。
そこで今回のこの記事では、
・マッサージ等で顔や体に塗るのは肌に悪い?
・なぜ分離したり固まる?
といったことを中心に見ていきたいと思います。
スポンサーリンク
ココナッツオイルの成分
ココナッツオイルは、ココヤシの大きな果実の中にある
胚乳という部分から抽出されて精製されたものです。
別名ヤシ油とも言われています。
ココナッツオイルは、一体どんなものから構成されているのか気になりますね。
ラウリン酸 50%
ミリスチン酸 20%
パルミチン酸 10%
このような要素で構成されており、飽和脂肪酸が多いのが特徴です。
ラウリン酸は特に体に良い成分であるとされています。
ココナッツオイルをマッサージ等で顔や体に塗るのは肌に悪い?
ココナッツオイルは、食用として摂りすぎると悪い影響が出る可能性がるため、
摂りすぎは良くないというのが、現在の科学の見解のようです。
では、マッサージに使うのはどうなのでしょうか?
基本的には、マッサージで使う分には悪いということはないようで、
特に素晴らしい効果効能が目立ちます。
べたつかない
ココナッツオイルがマッサージオイルとして人気なのは、
使った後にべたつかず、さらさらになるというのも大きなポイントです。
他のオイルよりも肌への浸透率が優れていますので、
みずみずしく柔らかい肌に保つのに持ってこいです。
乾燥肌に困っている人は、是非ココナッツオイルを使ってみてください。
保湿効果と紫外線対策
ココナッツオイルは伝統的に保湿剤としても使われてきました。
最近の研究でも、肌の水分を調節して発疹などの症状を緩和することが証明されています。
そして殺菌効果もあり、ニキビの元となるアクネ菌や
黄色ブドウ球菌にも大きな効果があるとされています。
あまりべたついたりはせず、お肌にすっとなじんでいくので、その肌触りの良さも人気です。
気温が低いときは固まるのですが、お肌の上に乗せると自然に溶けていきます。
ビタミンEも含まれており、紫外線を約20%もブロックしてくれるという実験結果も出ています。
肌のクレンジング
肌のクレンジングにココナッツオイルを使っている人も多いです。
ココナッツオイルでのクレンジングはカンタンです。
適量のオイルを顔全体に塗って引き伸ばします。
それからきれいに洗い落とすだけです。
このクレンジングの後は、
「乾燥しにくい、つっぱらない、あの香りがよい」と人気です。
そそてココナッツオイルは酸化しにくいというのもメリットです。
酸化したオイルでのクレンジングはあまり肌によくないので、
そういった意味でもココナッツオイルを使うのは素晴らしいのです。
ヘアパックや髪のお手入れに
この投稿をInstagramで見る
インドでは昔からココナッツオイルが髪の毛のお手入れに使われてきました。
傷んだ髪の毛のケアや、乾燥がちな髪の毛のケアをして、
つやのあるしなやかな髪の毛にするために効果があります。
ココナッツオイルのヘアケア5つの手順
手順1 普通に髪を洗ってタオルで水分を取ります |
このようにココナッツオイルでヘアケアすることで、
髪の毛はしっとりと弾力性のあるものになり、イキイキと艶のあるものになります。
かゆみ対策
ココナッツオイルは保湿に良いというのは、上述した通りです。
そして嬉しいことに、アトピーなどのかゆみにも効果があると言われています。
ココナッツオイルには、肌にとって有益な成分がたくさん入っているので、
保湿をしたうえでさらに肌の機能をしっかりと回復してくれます。
こういった作用が、アトピーなどの肌のかゆみを防いでくれます。
妊娠線にも効果的
ココナッツオイルは妊娠線へも効果的だと言われています。
妊娠しておなかが膨らむとできてしまうのが、この妊娠線です。
確かに個人差も出てくるみたいですが、
ココナッツオイルでマッサージすることで妊娠線が目立たなくなったという声も多く聞かれています。
このようにココナッツオイルは、肌にとって素晴らしい見方ですね!
肌に悪いというような情報は一切見当たりませんでした。
あのココナッツ特有の香りもいいですね!
香ばしい香りです。
スポンサーリンク
ココナッツオイルはなぜ分離したり固まるのか?
ココナッツオイルとGOOGLEで検索すると
「分離、固まる」といったキーワードの検索候補が出てきます。
これっていうのは、どういうことなのでしょうか?
実は、ココナッツオイルは気温が25度より下がってしまうと、
自然に固まってしまうことがよくあるのです。
でも、これは腐っているのではありませんので、心配しないでください。
特に冬の寒い日なんかによくあることです。
確かに固まるのは実際に起こることですが、分離することは内容です。
ただ、固まったことによって、分離したように見えたのではないでしょうか?
固まる理由ですが、ココナッツオイルは植物性の油であるにもかかわらず、
飽和脂肪酸で構成されているので、この現象が起こってくるのです。
飽和脂肪酸の油 | 固まる温度 |
ココナッツオイル | 20度〜25度以 |
バター | 28度〜35度以下 |
ラード | 27度から40度以下 |
ヘット | 40度〜50度以下 |
ココナッツオイルが固まる過程を撮影した人がいるので、ご覧ください。
ココナッツオイルの正しい溶かし方
手順1 ココナッツオイルを耐熱性の容器に入れる 手順2 その容器をカップに入れる 手順3 カップの中にお湯を注ぐ |
これで10分くらい放置すると、液状にしかりと溶けてくれます。
もしくは時間のある人は、日のあたるところにおいておけば、自然に溶け出します。
やってはいけない溶かし方
このように、カンタンに溶けてくれるココナッツオイルですが、
その一方で絶対にやってはいけない溶かし方もあります。
それは、レンジでチンするというやり方です。
その理由は、温度ムラができてしまうためです。
冷凍した食品をレンジで温めたら、中は溶けて熱くなっているのに、
表面は凍ったままという経験はないでしょうか?
これは、電子レンジ特有の温度ムラが生じたためです。
そこでもし、油をレンジで温めた場合には、こういた理由で極度に高温なところができてしまい、
火災の原因になってしまうこともあり得るのです。
特にココナッツオイルは固形の部分があるために、
より極端な温度差ができる可能性があるので、さらに危険であると言えます。
ですから、ココナッツオイルを溶かすときには、
電子レンジは絶対に使わないようにしてください。
まとめ
ココナッツオイルは肌や髪の毛に塗ったりするのはとても良いみたいですね!
やはり伝統的にマッサージなどで使われてきただけありますね。
その伝統を守るべき、私たちもどんどん使っていきましょう。
きっと、私たちの肌がとっても喜んでくれると思います。
スポンサーリンク