アポロ11号の月面着陸は衝撃でした。
遂にここまで人類も可能になったのかと、
その進歩と技術に驚嘆しました。
人間が別の星に行くって、信じられませんよね。
そしてそれは現在でも難しい技術でもあります。
しかもそれが1969年にできてしまうというのは、
いまから考えてもとてもつもない出来事だた思います。
でも、それに関しては色々な憶測が流れています。
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アポロ11号の月面着陸
アポロ11号の月面到着により、2人の人間も月に降り立ったのです。
その2人は、ニールアームストロングとバズオルドリンです。
時は、1969年7月20日20時17分に宇宙船が月に到着して、
7月21日2時56分15秒にアームストロングが月面に降り立ち、
その19分後にバズオルドリンが月に降り立ったのです。
その後2人は21時間半を月面で過ごし、
21.5㎏の月の石を地球に持ち帰ったのです。
アームストロングが月面に人類最初に一歩を踏み出す場面は、
テレビを通じて全世界に中継されたのです。
この時の言葉は今でも多くの人々の心に焼き付いています。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
そしてこの宇宙飛行士たちは地球に無事に帰還しました。
これにより、ケネディー大統領が掲げた目標をきっちりと達成できたのです。
「この60年代が終わるまでに人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる」
時代背景
この宇宙開発における時代背景というのは、
当時のアメリカとソビエトの冷戦にありました。
それは1950年代後半から1960年代前半にかけてのものでした。
1957年10月4日にソ連はなんと、
人類初となる人工衛星スプートニク1号を打ち上げたのです。
この打ち上げでソ連は世界を驚愕させたのでした。
これによりソ連は軍事力でアメリカに大幅に優っていることを証明したのです。
ここで起こったのが、スプートニクショックというもので、
これにより、宇宙開発が始まったのです。
このスプートニクの成功に挑戦するために、
アメリアのアイゼンハワー大統領は国家航空宇宙局(NASA)を設立して、
なんとかソ連を出し抜こうと躍起になっていたのです。
しかし、ソ連はまたしてもアメリカを出し抜くことをやってのけたのです。
それは、1961年4月12日にユーリイ・ガガーリンを乗せた宇宙船が
初めて軌道上で地球を周回することに成功して見せたのです。
この成功がまたしてもアメリカを叩いたのでした。
アポロ計画
このように、完全に宇宙開発で遅れを取ったアメリカが、
アポロ計画と称して宇宙開発を行っていったのでした。
しかしそれも始めはなかなか上手くいかず、試行錯誤を繰り返しながらも、
徐々に成功を掴んでいったのです。
一方、その頃のソ連は宇宙開発の度重なる失敗などで、
最初の頃にあった絶対的優位はなくなっていたのでした。
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アポロ11号の月面着陸は嘘なのか?
この月面着陸が嘘だと思っている人は多く存在しています。
あれはハリウッドのスタジオで撮影されたものだとか、
アポロ11号自体が捏造であったと考えて、
実証を試みるテレビ番組なども存在するくらいです。
当時の技術では月に行くことは無理だったという人や、
人間が月に降り立ったら宇宙線で焼かれて死んでいるという人もいます。
こうした陰謀論者たちの主張では、
映像に不自然な点やおかしな点があることや、
一部の写真に星が写っていないことなどを指摘して、何度も検証を行っています。
しかしその一方で2009年には、無人月探査機が月面に残された、
歴代のアポロ宇宙船の残骸をしっかりと撮影しているのですが、
それでもこうした説がなくなる兆しは今のところ見られません。
重要性が増すと陰謀論も大きくなる
1969年に人類が初めて月面着陸した際には、
これを疑うアメリカ人はほとんどいなかったのですが、
一方のロシアでは、ロシア国民の半数がこのアメリカの成功を
受け入れたくなかったという調査結果が出ています。
この一連の陰謀論に対して、フランスの研究者は
出来事の重要性が大きくなればなるほど、
それと同じような大きさの陰謀論を惹きつける傾向があると指摘しています。
また、NASAの資料編纂官だった人は、
否定論者の人々は、自分たちの調査方法しか受け付けないとしています。
アポロ11号の宇宙飛行士のその後は?
アームストロング船長は2012年に永眠しています。
実は最近になって、もう一人のバズオルドリン宇宙飛行士が
8歳の女の子の質問に答えています。
女の子「なぜ、こんなに長い間、誰も月に行かないのですか?」
オルドリン氏「それはあなたの疑問というより、私の疑問なのです。
その理由を知りたいです。しかし私は知っているのかもしれません。
…… 何しろ、私たちはそこ(月)に行かなかったのですから。
それが起きていたことなのです」
この映像だけですべてを判断するのは難しいのですが、
確かにこの映像の中ではそう言っています。
まとめ
2019年でアポロ11号が月に到達してから、50周年になります。
こうして今でも語られるということは、
やはりこれは我々人類にとって、大きなできごとだったのです。
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