渡邉康太郎って知ってますか?
なんとも不思議な才能の持ち主のようです。
そしてとっても興味深い人なんです。
彼の職業はコンテクストデザイナーという
あまり聞いたことのない珍しいものです。
これっていったいどんな職業なんでしょうか?
確かに新しいスタイルの仕事であることは間違いないと思います。
今回は、渡邉康太郎という人物と
人となりに迫ってみたいと思います。
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渡邉康太郎プロフィール
1985年3月11日生まれ
東京都出身
慶應義塾大学環境情報学部を卒業
配偶者 朝吹真理子(作家)
コンテクストデザイナー
Takramパートナー
Takramディレクター
Takram London Studio ディレクター
香港デザインセンターIDK客員講師
アンダーズ東京Cultural Insider
代官山ロータリークラブ会長
世界は一冊の本。読み解かれるのを待っている|Takram 渡邉康太郎 | CAREER HACK https://t.co/sQQuCTrOBi
— 〘あっくん〙 (@designer_akkun) 2018年12月7日
とても知的な顔をされていますね。
そして育ちがよさそうな感じです。
きっとそういう上流家庭で育ったみたいな感じですね。
そして奥さんが作家の朝吹真理子っていうのも凄いですね。
やはり頭の良い旦那さんには、
頭の良い女性がついてくるんですね!
渡邉康太郎は東京で生まれましたが、
父の仕事の関係でアテネ、香港、東京などで育ったようです。
この辺りからもう、普通の日本人とは違いますね!
育ちがすでにアドバンテージになっています。
言語だけでも、すでに色々と話せたというのは
その後の人生において、とても有利になってきます。
彼は、慶応大学に進学しました。
かなりの秀才ですね!
そして学生時代に起業します。
その後、ブリュッセルへの留学をしました。
そして2007年して間もなかったころのTakramに参加しました。
コンテクストデザイナーとは
渡邉康太郎の職業である、
コンテクストデザイナーって一体なんでしょうか?
あまり聞いたことがない職業ですよね。
渡邉康太郎がTakramに参加して以来、
ずっとやり続けているのがこのコンテクストデザイナーという仕事なんです。
コンテクストデザインというのは、
一人ひとりの主観をベースに、物語と味わいが生まれるような
新しいスタイルの「ものづくり」のことです。
言い換えると、ただ作るのではなく、
その人の思い入れや感じ欧、ストーリーなどを
もの作りのなかに入れていくことがコンテクストデザインというものなのです。
声でご案内中。
#Eテレ このあと10:25から再放送#デザイントークス+
テーマは「贈る」コンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんを迎え、人々のさまざまな思いを表現するための贈り物のデザインの世界を探求しますhttps://t.co/dxKyS1H4s2 pic.twitter.com/EHJRUSISKf
— 秀島史香Fumika Hideshima (@tsubuyakifumika) 2018年12月12日
詩人や歌人は、詩や短歌はドーナツであると表現します。
既にとても詩的でロマンチックな表現ですね。
これはどういうことかというと、
本当に大事なことは敢えて言葉にしないということなのです。
本当に大事なことの周辺だけを言葉にして、
その部分は読み手に感じ取ってもらうこと。
詩や短歌はドーナツだというのはその意味です。
これは小説家も同じようなことを言っています。
本当に大切なことは絶対に言葉で描写しないで、
読者に想像させるように持っていくのです。
小説も歌も詩も、そこに書かれた言葉と
書かれなかった言葉は常に密接に関係しているというのです。
これらの文学作品のように、
こういった深い部分を表現したものがコンテクストデザインなのです。
#渡邉康太郎 さん出演の #Eテレ を見ています。手紙の入ったせっけんなど、アイデアに感嘆です。伝える要素は言葉だけではない。静かに、"伝わること"に耳をすます。コミュニケーションに障害を持つ私の琴線をも震わせています。https://t.co/dZB1dlONr2
— ぐっぴー (@Flow_oraka) 2018年12月11日
やはり、何とも味わい深い作品ですね。
ただ単に、機能性だけで作ったものとはちょっと違います。
どことなく面白みと深みがありますね!
だけど新しいスタイルのデザインです。
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ずっと語りたくなるような作品を目指す
何か良い映画を観た後は、
その帰りのレストランやカフェでその映画について語り合います。
思い出に残っている本のことを、
ブログやSNSに評論として書きたくなります。
それは、その作品が読み手に取って
とても深く心に刻まれたからなのです。
コンテクストデザインでは、これと同様なことが起こるのを目的としています。
【#Eテレ 火曜夜は声でご案内中】
今年お世話になった人のお顔を浮かべながら、のご参考にもどうぞ#デザイントークス+
テーマ「贈る」コンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんを迎え、人々のさまざまな思いを表現するための贈り物のデザインの世界を探求します。
https://t.co/KPX2Xz4LUc pic.twitter.com/QZioG2uYDM
— 秀島史香Fumika Hideshima (@tsubuyakifumika) 2018年12月11日
その作品を通して、自分の生活のこと、仕事のこと、
自分の趣味などを語りたくなるような作品を作っているのです。
もしこれがただ単に機能性だけを目的として作られた単なる「モノ」では、
こういった現象は絶対に起きないはずです。
それは単なるモノには、
それ以上の感動も共感も起きないからなのです。
しかしコンテクスト(文脈や話の流れ)に起因した作品であれば、
それを見た人が色々と解釈できるので、
大きく議論したくなる余地があるのです。
おしてその議論は、作り手の意図からどんなに大きく外れたとしても
一向にかまわないと考えています。
そしてこの大きく議論したくなる余地こそが、
近年のもの作りに不足していた部分なのかもしれません。
渡邉康太郎と朝吹真理子の出会いは
妻の朝吹真理子は2011年に
『きことわ』で芥が賞を受賞した作家です。
おはようございます。七緒冬号(vol.56)は明日発売です♪
第2特集は「予算別。『買いもの』図鑑」。3万円、7万円、12万円…あなたは何を買いますか?
作家の朝吹真理子さん、漫画家の伊藤理佐さんの〈買いものエッセイ〉も♪#七緒 #着物 #帯 #朝吹真理子 #伊藤理佐 https://t.co/ozzsFlx90I pic.twitter.com/B1njaGS3Ey— 七緒 (@nanaoh_mag) 2018年12月5日
朝吹真理子は幼いころから文学に魅せられて
文学少女として育ってきました。
その天性の文学的な才能は小さな頃から
他の子どもの何倍も際立っていたようです。
そして文章を書いたりするのは
彼女にとってとての自然な感じで、
次々と作品を生み出していたようです。
この二人の出会いは、2015年になります。
渡邉康太郎が会長を務める東京ロータリークラブで
朝吹真理子がスピーチを勤めたことが始まりでした。
そして二人はすぐにお互いの共通点を発見して
お付き合いが始まったようです。
二人は同い年で、二人とも慶応大学出身なので
話は直ぐに盛り上がって、打ち解けたようです。
そして二人が出会ってから約3年後の2018年にめでたく結婚しました。
お互いに知的で、とてもお似合いの夫婦ですね!
ただ、この二人にはまだ子供はいないようです。
まだ結婚して数年なので、まだまだこれからという可能性もあります。
時間はたっぷりありますね!
まとめ
今回は、渡邉康太郎について書いてみました。
彼は本当に頭が良いですね。
その知性は顔を見ただけで伝わってきます。
それは最先端の技術を知る頭の良さといってよいと思います。
しかし、彼のものつくりの原点は、
どこか古風な感じがします。
最先端なものと古風なものを混ぜ合わせたもの、
それが彼なりの新しいもの作りのスタイルなのかもしれません。
これからも新と旧の融合で、われわれを楽しませて欲しいですね!
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