
「世界一受けたい授業」に出演したマイケル・ボーンスタインの娘、デビー・ボーンスタイン・ホリンスタートです。
4歳でナチスの強制収容所に入れられるも生還した父であるマイケル・ボーンスタインの著書を著し、一躍有名になりました。
父へのインタビューをもとに書いたこの本ではありますが、しっかりとその証拠の裏付けも取るなど行動派で知的な女性でもあります。
今回はそんな彼女に迫ってみたいと思います。
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デビー・ボーンスタイン・ホリンスタートのプロフィール
学歴 | ウエストフィールド高校卒、ワシントン州立大学卒業 |
職業 | MSNBC ニュースプロデューサー、作家 |
学歴 ウエストフィールド高校卒、ワシントン州立大学卒業
職業 MSNBC ニュースプロデューサー、作家
現在はニュージャージー州で暮らしています。
父とともに学校を訪問して、アウシュビッツの体験について語っていますが、
フリーランスとしてMSNBCのニュースプロデューサーも勤めています。
MSNBC以前のデビー
MSNBCに勤務する以前は、NBCの地方局であるKWWLのレポーターをしていました。
そのため、デビーのアカデミックバックグラウンドは教育であったために、ワシントン州立大学で教育と公共政策を修了しました。
しかし、CNNワシントン支局でのインターンのポジションを得たことで、
自分はテレビ業界に合っていると感じ、デビーのキャリアは大きくシフトしました。
デビーは修士課程と教育委実習を終えて、大学を卒業すると同時に、テレビ番組の制作に携わります。
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『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』出版のきっかけ
長年に渡り父のマイケル・ボーンスタインは、4歳の時のアウシュヴィッツから生還した体験を
身近な家族にさえ語るのをためらっていました。
しかし、ホロコーストは行われていなかったという誤った証拠として、マイケル・ボーンスタイン自身の写真が使われていることを目にしました。
このとこがきっかけでマイケル・ボーンスタインとデビー・ボーンスタイン・ホリンスタートは真実を伝える決心をするのです。
マイケル・ボーンスタインとデビー・ボーンスタイン・ホリンスタート父娘
マイケル・ボーンスタイン「そこは歴史修正主義者のフォーラムで、明らかなフェイクニュースを記していたのです。私は怒りのあまり、コンピューターを叩きつけました。そして考えました。実際に起きた事実について語るときが来たのだと」(森健) https://t.co/6FUoxPXeSC #ss954 #radiko #tbsradio
— 河村書店 (@consaba) 2018年11月14日
そして娘であるデビーはマイケルにホロコーストに関するインタビューをしました。
その中で、デビーはトラウマになった過去を赤裸々に語りました。
そして、デビーはホロコーストの事実を後世に伝える必要性を実感したのでした。
そしてデビーは次のように語っています。
父は子供たちが育っていく過程で、アウシュヴィッツについて語る機会は何度もありましたが、その凄惨な出来事を語りたくなかったのだと思います。
そして、語らないことが忘れるための一番の近道だと信じていたのだと思います。
こういったことで父と会話するのは辛いものがありました。
そして、インタビューをしている途中でも、父が言葉を選ぶのに戸惑っている瞬間を何度も目にしました。
子供たちに読んで欲しい
今は、この本を出版できて本当に良かったです。
こんな本を書いたら、父はホロコースト否定派の人たちから攻撃されるんじゃないかと心配していましたが、
きちんと本にすることで歴史にきちんと刻まれることができました。
この本は子供たちにも読んで欲しい本ということです。
中学年にもなれば、読んでも良いとデビーは思っています。
確かに、恐ろしくてショックを受けるでしょうし、ある程度理解できない部分もあるはずです。
でも、こういった事実を知ることはとても大切なので、是非とも人類が起こした真実を知って欲しいということです。
まとめ
誰の人生にもトラウマになるような嫌な出来事というのは起こってきます。
そしてそれを解放する一番の方法は、それと向き合うことだそうです。
デビーは自分の父親の辛い体験に対してインタビューするということで、
それを解き放つお手伝いをしてあげたのかもしれません。
たしかにそれを聞いたデビーも辛かったことでしょう。
しかし、それをきちんとした本にしたということで、父娘一緒に幸せになれたのだと思います。
そして、こういった歴史に焦点を当てることで、凄惨な歴史が繰り返されないように願っています。
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