皆さんは家でペットを飼っていますか?
お世話は大変ですが、ペットってかわいいですよね。

ペットを飼うことって色々と素晴らしい効果があるみたいです。
今回はそのことについて迫ってみたいと思います。

 

スポンサーリンク







ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

犬を飼うと健康に好影響が

ペットは私たちの体に良い影響を与える事が研究で分かっています。

『Circulation: Cardiovascular Quality and Outcomes』誌に2つの研究が発表されました。
この研究によると、心臓病のある人が犬を飼うと、飼っていない人に比べ心臓病を含むあらゆる病気で死亡する可能性が低くなることが分かりました。

1つ目の研究はこれまでの研究や学術発表を分析したものです。
2つ目の研究は、10万人を対象にした12年に及ぶスウェーデンの研究です。

どちらの研究も、犬を飼っている事と心臓病又は他の理由で死亡する事の関連性を調べたものでした。

犬を飼う事と心血管疾患との関連について、34202人に対して最長2年間追跡調査しました。

犬を飼っている人は、心血管疾患による全死亡リスクが低いと報告されています。

 

一人暮らしの人では、全死亡リスクが33%、心血管疾患などによる死亡リスクが36%低下しました。

家族がいて犬を飼っている場合は、全死亡リスクが11%、心血管疾患による死亡リスクが15%低下しました。

これら2つの発表の論説を書いた心臓病専門医のKazi医師はインタビューの中で、

犬を飼っている人はそうでない人と比べて、どんな原因であれ死亡率が21%低かった。
また、同居家族のいないひとり暮らしの人にとって、より効果的だった。
犬を飼うことは飼い主の心臓の健康におそらくとても重要だと考えられる、と述べています。
犬を飼う事は、健康リスクを下げ健康維持に役立ちます。

この研究では、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが死亡率に関わっていると報告されています。

犬と見つめあったり、ハグをしたりすることでオキシトシンが出ます。
犬と普段から触れ合っている人はその機会が多いので、死亡率が下がると考えられます。

 

スポンサーリンク




ほかのメリット

犬を飼うと散歩に連れていかなければなりません。
その為、飼い主の運動量が増え、屋外で過ごす時間が増えます。
これは心臓の健康に良い影響があると考えられます。

幸せホルモンのオキシトシンは「愛情ホルモン」「癒しホルモン」などと呼ばれていて、ストレスを軽減すると言われています。
ペットをなでたりするとほっこり気分になれますよね。

セラピー犬

病院ではセラピー犬が活躍し、患者を励ましたり慰めたりしています。
日本では小児科が多いようですが、アメリカの病院では感染症の治療を受ける高齢者の病棟でも活躍しています。

猫でも効果があります

Medical News Todayによると、犬に比べて手がかからない猫を飼うことは、飼い主のストレスや悩みを軽減する効果があると報告されています。

ミネソタ大学Stroke Instituteは2008年に4435人のアメリカ人を10年間調査しました。
その結果、猫を飼っている人は飼っていない人と比べて、心臓発作で死亡する確率が30%低いという結果が出ました。

犬でも猫でも、飼い主が愛情を注げるペットを持つことは心身の健康に良い影響があります。

犬と人間の歴史は長く、番犬や猟犬など、人間の社会生活に役立つ側面があります。
飼い主にとっては、癒しを与えてくれる心の支えです。
また、一緒に散歩する事で運動の機会をもたらしてくれる健康面での大切なパートナーとも言えますね。
一人暮らしで寂しくてたまらないという人は、犬をかってみるのも良いかもしれませんね。

 

スポンサーリンク







おすすめの記事