このところアーモンドミルクとか、
植物から取れるミルクのことを聞くことが増えてきましたね。

その最も有名だったのが豆乳だったように思います。

普通の牛乳よりも健康によいということで飲み始めた人も多いと思います。
そんなアーモンドミルクですが、デメリットも存在するのでしょうか?

 

そこでこの記事では、

・アーモンドミルクは体に悪い?
・副作用やアレルギーは
・便秘の可能性

といったことを中心に見ていきたいと思います。

 

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アーモンドミルクの主な栄養素

 

・ビタミンE
・ビタミンB
・カルシウム
・カリウム
・マグネシウム
・亜鉛
・鉄

アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれていて、
一日20粒食べれば一日に必要なビタミンEの摂取量を
クリアーできると厚生労働省が定めています。

アーモンドミルクと豆乳の違い

アーモンドミルクと言って一番に思い浮かべらうのが豆乳ではないでしょうか?
そしてこの両者は一体どう違っているのか見ていきましょう。

 

アーモンドミルク(無糖)

タンパク質:1g、 炭水化物(糖類):0g

カルシウム:45%、 ビタミンD:25%

カロリー:30kcal、 脂質:2.5g(そのうちの飽和脂質:0g)

 

豆乳(無糖)

タンパク質:7g、 炭水化物(糖類):1g

カルシウム:30%、 ビタミンD:30%

カロリー:80kcal、 脂質:4g(そのうちの飽和脂質:0.5g)

アーモンドミルクの副作用に関して

アレルギー

アーモンドミルクの副作用として最も危険なものはアレルギーであると言えるでしょう!

このところ多いのがナッツアレルギーを持っている人です。
アーモンドもアレルゲンの一つであり、
アレルギーがある人が摂取すると、ひどい症状を引き起こす可能性があります。

ナッツ系統のアレルギーは恐ろしいものが多く、
触っただけで呼吸困難で病院に搬送される例もあるほどです。

 

便秘

アーモンドミルクは素晴らしい飲み物ですが、
飲みすぎると体にとって影響が出てくるのも事実なようです。

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」というのは本当のようです。

まず食物繊維が豊富に含まれているので、
飲み過ぎるとお腹に異常をきたして便秘などが起こってしまいます。

食物繊維を適量摂取するのことは素晴らしいことで、
腸内環境を良くしてくれる働きがあるのですが、
摂取し過ぎてしまうと返って逆効果となってしまうのです。

 

処方箋の効き目を落とす

アーモンドミルクはミネラルが豊富な飲み物です。

そのミネラルの一種であるマンガンは過剰に摂取すると、
一部の処方箋の効き目を落としてしまうとも言われています。

具体的には抗生物質や血圧安定剤の効き目が落ちてしまうと言われています。

抗生物質が効きにくい状態になると、感染症などが治癒しにくくなったりしてしまいます。

血圧安定剤は血圧が高めの人が飲んでいますが、
高いままだと血管がダメージを受けてしまうこともあるようです。

 

骨粗鬆症の原因にも

アーモンドミルクには、多くのビタミンEが含まれています。
このビタミンEは若さのビタミンとも言われるくらいのもので、
細胞膜を構成する成分にとって代わって参加されることで、
肌や血管、細胞の老化を防いでくれるので、
活性酸素から細胞を防御してくれる役割があるのです。

ただ、この素晴らしいビタミンEも過剰摂取は絶対にいけません。

過剰摂取されたビタミンEha骨粗鬆症のリスクを上げると言われているのです。

骨は、破骨細胞という骨を壊してカルシウムを体内に循環させる細胞と
骨芽細胞という骨を形成する細胞とという2つの細胞のお陰で機能を維持しています。

ところがビタミンEを過剰に摂取しすぎると、
破骨細胞が肥大してしまい、骨を壊す破骨細胞のほうが活発になってしまうというのです。

ですから、特に高齢の人などは気を付けていただきたいものです。

 

甘味がついているものも

アーモンドミルクには糖質がないということでダイエット目的で飲む人もいるのですが、
中には砂糖が入っているものもあるので、
購入する時には砂糖が入っていないものを選ぶのが良いでしょう。

 

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アーモンドミルクのメリット

以上の章ではアーモンドミルクのデメリットについて見てきましたが、
アーモンドミルクは素晴らしい点もあるのです。

この章ではアーモンドミルクの素晴らしさについて見ていきましょう。

 

食物繊維

アーモンドミルクには豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維が多いと言われるレタスの10倍もの量があるというのですから驚きです!!

 

ビタミンEと美容効果

細胞を新しくしてくれるのに不可欠なビタミンEです。
そのビタミンEを豊富に含んでいるのがアーモンドなのです。

ビタミンEは強い抗酸化作用があるので、体のサビを防いでくれます。
また、肌荒れを防いでくれるので、肌の老化を抑制することができ、
血行がよくなるので冷え性などの改善も期待できます。

また、亜鉛や鉄分は貧血を予防する効果があるので、
血行が良くなって、爪や髪の毛もみずみずしく保つことができます。

 

オレイン酸

アーモンド自体は半分が脂質で不飽和脂肪酸となっています。
そしてその6割程度を占めるのがオレイン酸なのです。
この優れている点は、コレステロールを一切含まないという点なのです。
コレステロールは生活習慣病の元になったり、
余計な皮下脂肪を増やしてしまうもとになります。
それがない脂質というのは、とても貴重なものなのです。

 

豊富なミネラル

アーモンドミルクは美容にとっても素晴らしい効果があり、
一番注目していただきたいのは豊富なミネラルです。

カルシウムやマグネシウムが豊富に含まれているのです。

 

ダイエット効果

アーモンドミルクは、脂質が多いので飲んでからの腹持ちがよく、
おやつとして飲むと、余計な間食をしたいという欲求を抑えることができます。

また、甘いものが食べたいという時にアーモンドミルクを一緒に飲むと、
血糖値のスパイク(急上昇)を防いでくれます。

血糖値のスパイクを起こさないということは、
ダイエットの基本中の基本ですので、とても大切なことです。

 

アーモンドミルクの適量とは

日本で行われた研究によると、
アーモンドは約20粒摂取すれば善玉コレステロールを維持したまま、
悪玉コレステロールを減少させることが分かってきました。

 

アーモンドミルクの適量は定かではありませんが、
厚生労働省が定める1日当たりのビタミンEの基準摂取量を
アーモンド20粒で満たすことができることから考えると、
コップに1〜2杯が適量であるということが導き出せます。

 

まとめ

アモンドミルクは素晴らしい飲み物です。

ダイエットにも良いし、食物繊維も豊富だし。
ただ、中にはアレルギーなどもあり、体に合わない人もいるのです。

また、どんなに素晴らしい飲み物だからと言って、
飲みすぎたりしないようにしてください。

そういったことを守れば、
アーモンドミルクはとても素晴らしい飲み物であることは間違いありません。

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